人生100年時代を幸せに生きよう! ライフコーチ&カウンセラーの徒然日記

ライフコーチ&カウンせラーの現場から人生100年の人生の生き方、生きがい、対応力、不安、悩みについて情報をお伝えします。

人生100時代の学び リカレント教育「

こんにちは。高畑吉宏です。

 

人生100時代を迎え、私たちの人生の中で、働く期間が長くなってきています。

 

具体的には、高年齢者雇用安定法による65歳定年制は、22025年4月からすべての企業の義務になります。

また企業には70歳の定年制度を努力義務化する動向もあります。

そのような中で、私たち個人は、自己成長のためには、どのような働き方、対応をしていけばいいのでしょうか?

 

一方ではマルチステージの時代の中に生きている現実もあります。

 

それを解くカギの1つがリカレント教育にあります。

リカレント教育は、生涯学び続けるという意味でリカレントは「循環する」とう意味ですが、それなら「生涯学習」と同じではないかと思われる人も多いでしょう。

 

事実、生涯学習時代と言われる時代が長く続いて私たちにはこの言葉は馴染んでいる言葉ですね。

 

まだ耳慣れない、リカレント教育は、生涯学習とは違って、仕事に直結するものであり、その中には趣味やスポーツは含まれないとされています。

ただし、リカレント教育はシニア層も含んでいます。

この考え方に従えば、リカレント教育は、生涯学習の一環であるとも言えるのではないでしょうか?

 

このリカレント教育は、学び直しとも言われています。今、私たちが有している知識や技術が5年後、10年後通じるかどうかは分かりません。

それゆえの「学び直し」です。

その学習機関は

夜間大学

・大学への社会人入学

・通信教育

・eラーニング

・専門学校

・社会人の大学院

放送大学 ※一科目毎の履修も可能かと記憶しています。

・民間教育機関の提供する教育諸機関

等が挙げられます。

また大学は、少子化を踏まえ、社会人教育に熱心ですので、自分に見合ったジャンルかあれば、調べて見ましょう。

 

ある私の友人の事例ですが、

59歳の時に、明治大学修士課程に社会人として入学し、その後、それまでの職歴と全く関係のない地元の地域研究をライフワークとした友人も居ます。

 

さて

残念なところ、日本のリカレント教育OECD諸国の中でリカレント教育は目下、世界的に見ても驚くほど低水準なのです。

 

遅れながらも、わが国は、リカレント教育の環境整備を整えつつあります。

今、政府も本気モードでリカレント教育に後押しをしています。

その一つが「履修証明書制度」です

この「履修証明書」は、その学習実績を履歴書に学習歴としてを記入することが可能なのです。

転職の場合にも有利に働くとも言われています。

収入のアップに繋がっているというデータもあります。

 

どこの大学を出たのか。

大学で何を習得したのか。

ということから今、求められている“旬”の知識・技能を学び、自分自身の人材化=人財化を図っていくチャンスともなり得る時代に向かってきていると言えるでしょう。

 

また、主婦になって子育てを終わり、リクリエイトし、再就職をされる場合にもこのような学習機関から学ぶことが出来るので、女性の方は、活用しない手はありませんネ。

 

リカレント教育の経費が気にかかる方もいらっしゃるかも知れませんネ。

その場合、役立つのが教育訓練給付制度」です。この制度は、雇用保険から捻出されるため、一定期間の加入が条件になっているため、ハローワークに問い合わせしてみれば、いいでしょう。

 

なんとこの教育訓練給付制度」は、受講料の70%を支給されるという制度です。

 

私自身のことですが、時々、Udenyのリカレント教育を活用しています。

どうやら、この運営団体は、ベネッセコーポレーション

運営しているようで

「Udemy社との日本における共同運営の独占権を取得し、さらなる連携強化を図る。

今後は、「Udemy」が保有する個人・法人を含む社会人の学習履歴データの解析をもとに、講師や企業と連携した社会人向けの新規サービスの開発や「大学と社会を学びでつなぐ」をコンセプトとしたキャリア支援事業の開発など、社会人の学び・キャリアにおいて新たな社会基盤となる存在を目指して事業展開を加速していく」

 

とされています。

 

内容が期待値に合わない場合、返金保証制度もあります

 

「履修証明書」も発行しています。

 

以上述べた各学びの機関については、会社に今、すぐに必要とされる知識・技術等であれば、人事部に相談されるもの一考かと思います。

会社にもよりますが、キャリアアップの支援に前向きな会社もありますから…。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。