幸せライフづくりの第一歩として自己効力感を高めよう!
こんにちは。高畑吉宏です。
自己効力感を高めることは、幸せな人生を送るために必要なスキルであると、前稿で述べました。
本稿では、幸せ、幸福をもたらすために、必要な自己効力・自己有効感と関わることを触れたいと思います。
なぜ、これらが必要かと言えば、将来の健康で幸せなライフを描く際、様々な視座が必要です。
若い世代ほど、将来を包摂的にとらえなければならなくなっているのも事実です。
その1つが、人生100年時代の社会へと、その基盤造りがなされていることです。
他にも必要な視座がありますが、ここでは1つだけ紹介させて頂きます。
私たちが迎えようとしている将来は、ブーカ(VUCA)と呼ばれ、先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」を意味している呼び名です。
ブーカは、以下の、4つの単語の頭文字を取ったものです。
V(Volatility:変動性)
U(Uncertainty:不確実性)
C(Complexity:複雑性)
A(Ambiguity:曖昧性)
要するに、大企業の先端に居る幹部の人たちたちにとっても、予測が困難な時代である、と言えるでしょう。
こうした時代の潮流の変化、不透明な先行きに加えて、私たち個人にとってもコロナ禍での暮らしは、私たちのライフスタイルへ大きな負荷として影響を及ぼしています。
そうした環境下でも、私たちは、折れない心、切れないマインド、しなやかな対応力が求められていると思うのです。
ところが、私たちに日本人の幸福度、自己効力感・有効感は先進諸国の中では、芳しいものではありません。
長くなりますが、内閣府の2019年6月18日、令和元年2019年)版「子ども・若者白書」を公表したので、それを要約・引用します。
『「日本の若者の「自己肯定感」は諸外国の若者に比べて低く、欧米など6か国との比較でもっとも低かった。外国留学を希望する若者の割合も諸外国の若者と比べて低い水準にあった。
同白書では、2018年11~12月に満13~29歳までの男女を対象に実施。
同時に実施した韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの若者の回答と比較すると、もっとも低い実態にあったほか、2013年度の調査からもさらに低下していた。
「自分は役に立たないと強く感じる」という日本の若者は、「そう思う」「どちらかといえばそう思う」を合わせて51.8%。諸外国との比較では、ドイツ、フランス、スウェーデンより高かったが、アメリカ、イギリスよりは若干低く、韓国と同程度だった。内閣府では「日本の若者の自己肯定感の低さには自分が役に立たないと感じる自己有用感の低さが関わっている」と分析。
「将来外国留学をしたいと思うか」という問いに対しては、日本の若者の53.2%が「外国留学をしたいと思わない」と回答し、諸外国より圧倒的に高い割合を示した。「外国の高校や大学(大学院を含む)に進学して卒業したい」は5.1%、「外国の高校や大学(大学院を含む)に半年から1年程度留学したい」は7.9%、「外国で語学や実践的スキル、異文化を学ぶ短期間の留学をしたい」は19.3%であった。たいと思うか」という問いに対しても、日本の若者の42.7%は「将来もずっと自国に住みたい」と回答。諸外国の若者と比べて、将来外国に住みたいと思う若者の割合も低かった。」』
https://resemom.jp/article/2019/06/19/51090.html
しかし、ずっと以前から、日本の若者の応募者は減じ続けて付けてているようです。
要するに、若者の“内向き”思考が高まっている証しではないでしょうか?
今の若者世代には、世代間扶養という思考は萎えているのかも知れません。
人生100年時代に私たちが自立して自己効力感を高め、幸せなライフデザインを創っていくことが、大切な課題あることがお分かりだと思います。
まとめと確認になりますが、自己効力感を高めるには、5つのポイントがありましたね。
- 自分で成功体験を積む!
- 自分と似た状態の誰かの成功体験をモデル化し、「自分にもできそうだ」と見習う!
- 「自分には能力がある」という信念を持つ!
- 体調や気分を整える!
- 成功するイメージを描く!
次稿からは、私が上記2のロールモデルとしている方々を紹介していきたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。