人生100年時代を幸せに生きよう! ライフコーチ&カウンセラーの徒然日記

ライフコーチ&カウンせラーの現場から人生100年の人生の生き方、生きがい、対応力、不安、悩みについて情報をお伝えします。

昭和の時代から人生100年時代へ

こんにちは。高畑吉宏です。

 

本日は、いったん、趣向を変えて過去を振り返り、これからの人生100年時代を見据えてみたいと思います。

 

今、80歳や70歳の方は第二次世界大戦、日本国の敗戦、共産主義の崩壊、白黒テレビの普及、冷蔵庫・洗濯機・掃除機の家電、やがてレンジ、新幹線の開通、水洗トイレ器の普及、マイカーの普及、ドイツの東西の統一等を体験した方々です。

 

日本の貧しさの日々を暮した生活体験した最後の世代です。

 

これらの家電の普及は、家庭主婦の仕事を大幅に省力化することが出来ました。

また、大都市と地方の地域格差や情報の格差もありました。

 

私も、貧しい時代を生きてきた一人です。と同時に徐々に

豊かさを経験した人間です。

新聞のテレビの番組欄に、カラー放送の際には「カラー」とう囲みもあった時代です。

 

東京での学生生活でも、旧式のトイレのままで、バキュームカーが糞便を処理してくれていた時代です。

やがて、ある市では幼稚園がしゃがまなければならいので、入園前に自宅で訓練し、入園に備えたという事が取り上げられてもいました。

 

と同時に、食卓では和式の食卓を囲んで座って食事を取るため、きちんと正座をしたものです。

 

今は洋式の机と椅子のテーブルに洋式化されたため、日常生活の中で「立ったり、座ったり、しゃがんだり」する動作が激減しています。

 

一番大きな変化の一つは、何といっても車社会の普及ですね。

自動車は、住環境と職場を繋げる大切なツールとなり、地方都市や郡部、そして大都市周辺部では日常生活に欠かせないものとなっています。

 

ですが、昨今、高齢者による交通事故も増え、社会問題化しています。

心配なことは、高齢者の多い郡部の集落です。

運転ができない年齢になると、日常生活の不便さは計り知れません。

限界集落化に拍車がかかることになり兼ね得ません。

 

ここでシニア世代の過去を振り返ったのは、70~80年間にも、これだけ多くの変化があったというまぎれもない事実です。

 

その変化に大きな変化と感じなかったのは、わが国の経済発展とあいまって、これらの変化に対応していくことは、豊かさの快体験でもあったためでしょう。

よって、これだけの変化があっても、ごく自然に受け入れたのかも知れません。

 ここ70~80年間にもこれだけの変化があったのですから

今後、どのような変化が起こるのか、誰しも分からないのかも知れません。

 

だが言えることは、これからの変化の速度が加速化されていることです。

それがIT化、AI化等の特徴でしょう。

それに振り回されることないよう、対応力を身に付けることではないかと思います。

なぜなら、人生100年時代の社会基盤造りと企業の人事雇用施策は着々とスタートを切っているからです。

 

私たちシニア世代を含め、これからの人たちは、長寿社会を生きていくことになります。

リンダ・グラックトン氏の『ライフ・シフト』によれば、

「今20歳の人は100歳以上、40歳の人は95歳以上、60歳の人は90歳以上生きる確率が半分以上ある」

「2007年に日本に生まれた子どもの50%は107歳まで生きる」と述べています。

 

この背景的裏付けは後日に譲るとして、インターネットの高度化やSNSの普及、デジタルネイブ世代の台頭、政府のデジタル庁の設置。

さらには先に述べた企業の対応等。

 

今まさに刻々と人生100年時代の社会基盤造りがスタートを切っています。

 

ともあれ、長寿化していく時代に自助・共助・公助の中で

自助・共助を大切にしながら、まずは自助、すなわち、企業におんぶに抱っこしたりしないで、各人各々の自立した豊かな老活(ライフデザインの構築)、幸せライフを構築をしていこうではありませんか。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。