人生100年時代を幸せに生きよう! ライフコーチ&カウンセラーの徒然日記

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ホリスティック医学 代替療法 ーオステオパシについてー

こんにちは。

北條吉宏です。

プロ野球が何とか開催されて良かったですね。

あなたはどこのファンですか?

前回、主な代替療法についてご案内すると約束したので、的を絞ってオパオシテシーとホメオパシーそしてヒーリングに関してお話出来れば、と思います。

これらを紹介する前に、アンドルー・ワイル博士の一連の翻訳者として知られる上野圭一先生は、代替医療を知れば、命拾いをすることがある、とも述べられています。

それには前提があると思います。

事実、代替医療を訪れる方々は、

西洋医学から見放された方、そして

西洋医学を見限った方も多いのです。

ただし、代替医療を活用する場合、注意も必要です。

過信も禁物かも……。

大まかに言うと、西洋医学は、生活習慣病や慢性病は原因療法ではなく対処療法になりがちです。

慢性病と言えば、高血圧、高脂血症、腰痛等々で、定義は専門家によってさまざまです。

※最後に1冊だけ書籍を紹介しておきます。

西洋医学がもっとも得意なのは、極論すれば、急性疾患、救急外来です。

救急外来の専門医は、社会的にはどうか分かりませんが、もっと評価してよいと言う意見もあります。“がん”もある意味、慢性病と言っていいのではないでしょうか?

そして”科学的知見”や数値結果、映像分析の結果に基づく療法を期待できる点ではないでしょうか。

西洋医学で“がん”へのアプローチとしては、①手術療法、②薬物療法、③放射線療法の三大療法があります。

どれも取る(摘出する)、叩く、死なせるという大変怖い、副作用への戦いと患者の決意と同意を求められる対処法です。

“がん”は高度の医療研究によって、減少しているかと言えば、そうではなく、わが国では、徐々に増加し、今や死因のトップになっています。

一般的に言えば、補完・代替療法は、身体にやさしく、副作用がない(好転反応はある場合はあるものの)薬剤を全く用いないケースがほとんどです。

 

これらを前提に、まずオステオパシーを取り上げることにします。

オステオパシー関連の書籍では、ロバート・C・フルフォード&シーン・ストーン著『いのちの耀き─フルフォード博士が語る自然治癒力─』(翔泳社)上野圭一訳がよく知られています。

この本には、総合医学で有名なアンドルー・ワイル博士も序文を寄せていらっしゃいます。

ワイル博士は米国でもっとも知られている人のベスト何位かに入っている方ですが、上野圭一先生とお話しているとき、統合医学の権威と言うよりも、社会思想家として評価されているのだ、とお聞きしました。

オステオパシーと言うと、カイロプラクターと一見よく似ているため、誤解されやすいのですが、カイロプラクターとは違います。

カイロプラクターと言えば、骨をボキボキするというイメージをお持ちの方がいらっしゃるかも知れませんが、最近はソフトカイロが多いようです。

オステオパシーは、米国のアンドリュー・テイラー・スティルによって創始されました。

その基本姿勢として─、

「病気とは人間が持っている自然治癒力の減退であり、健康とは生活環境・習慣やストレスの負担に対して人間が本来持っている自然治癒力が発揮され、十分に対応できている状態」ととらえています。

また以下のような基本理論が背景にあります。

  1. 身体は一つのユニットであり、身体の諸器官や組織は互いに関連している
  2. 身体の機能と構造は相互に関係している
  3. 身体は本来、自己治癒力を備えている
  4. 機能障害を筋、関節、神経血液、リンパ、脳髄髄液、諸器官等を総合的に観察し、矯正することによって健康へと導く。

                 以上①~④はフリー百科事典を参照。

オステオパシーでは、ユニットと言う表現をしていますが、この言葉は、日本ホリスティック医学協会の”からだ全体を丸ごととらえる”という概念と同一だと言えるでしょう。

今や西洋医学での中核病院では、一口に内科と言っても、循環器内科、糖尿病内科、消化器内科等々に分かれており、それぞれの専門のドクターが担当しております。

他の分野においても同様です。

よって専門医ごとに薬剤を処方されるので、多くの薬を服用する結果ともなります。

さて話を戻すと、オステオパシーで開業しているところは、ネットでも調べられます。

が、本物というか、きちんとした“手技“を見に付け、自分の症状を快方に向かわせてくれる治療師は、少ないように感じます。

私は慢性的な腰痛があって、腰痛は研修講師にとって致命的であり、都内の私のオフィスの近くと自宅のオステオパシー治療を受けたことあります。

その結果は?

残念ながら、慰安的効果しか得られませんでした(涙)

日本では正式のオステオパシーの大学機関がないのも一因かもしれません。

 

先ほど言ったようにネット検索でも調べられるので、

まずはそこからスタートしましょう!

ご自分の病状にふさわしい、オーダーメイド(?)オステオパシー治療家に出逢えるがとても大切なポイイントなのです。

<参考文献>

・ロバート・C.フルフォード他著『いのちの耀き ―フルフォード博士が    語る自然治癒力─』(翔泳社)

・土橋重隆著『病気になる人、ならない人 ─その見逃せない法則―』(ソフトバンク新書)