ボリティックライフ シルバ―層の時間の活かし方(1)
こんにちは。
流れから言えば、今回はホリスティック医学の補完・代替医療の続編ついてお伝えする予定だったのですが、バランス感覚からホリスティックな時間の活かし方について触れたいと思います。
現在の私は、とても忙しいです。
死に急ぐ必要はありませんが、“生き急ぐこと”の大切さを日々、実感して一日一日を新たに迎えています。
瞑想後、就寝モードに入る際(10:00頃)、今日は充実した日だったかを振り返ってみて、自分が100点は取れたことは、一度もありませんが、80点は付けられるようにしています。
王様であろうと、大臣であろうと、一般庶民であろうと、無職者であろうとも1日24時間は、平等に与えられています。
このうち、
約10時間は、生物としての基本的欲求を満たすための時間です。
この時間とは、睡眠時間、三度の食事の時間、排泄、入浴の時間等です。
この基本的な時間をうまくコントロールしないと、
睡眠障害、不眠症、過食症、拒食症、便秘・下痢にさいなまれます。
いにしえの人は、よく言ったもので、「快食・快眠・快便」の3つが、まず健康を維持するための3大基礎条件です。
よく私は研修で
「入眠に入るために30分以内では入れる方は?」
とお聞きすると約7,8割の方が手を挙げていましたが、
だいたいその時間超えると入眠障害とも言えなくありません。
今、シニア層、シルバー層の方にも
入眠障害や中途覚醒、夜トイレで起きる、早朝覚醒がある方も少なからずいらっしゃるようです。
すると残りは、14時間です。
この時間は人間として活動していく時間です。
仕事を持った方は、通勤時間を含めて、最低10時間を消費しますため、仕事(生産活動)を入れると、可処分時間、自由時間は4時間になります。
※厳密にいうと、土日・祝日がありますため、再計算するべきなのですが、ここでは、話を分かりやすくするため、この要因は入れないことにします。
多くのシニア層の方々は、土曜日は半ドンの時代もあったでしょう。
また事実、その当時自主出勤で、土曜出勤をしていた大手の管理職者もいらっしゃいました。
パパは、日曜日は寝て曜日であったのです。
一生懸命働き、日曜日は労働再生産のための休日なのでした。
この点、仕事を完全にリタイアしたシルバー層は圧倒的に自由時間、可処分時間の点では圧倒的に有利です。
よって、これらの時間の活用法をシャアしたいと思うのです。
私は、睡眠時間を有効に使えないかと今でも思って続けてます。
わが国でユング派の心理学者としてご高名な河合隼雄氏は『明恵 夢を生きる』(講談社+α文庫)を著しておられ、明恵の夢日記を紹介されていますが、この著作は未読です。
私は──
・パトリシア・ガーフィルド著『夢クリニック』白揚社
・ディラン・トゥッチロ他著『幸せになる明晰夢の見方』イーストプレス」
・ロバート・モス著『コンシャス・ドリーミング』(ヴォイス)
その他によって夢のコントロール、睡眠時間の活かし方、意識拡張を試みています。
こんな話を某研修会社で親しくしていたマネジャーと会食の折、夢のコントルールについてお話した折、彼は──
「どうしてそんな必要があるの?」と言われ、
その時はどぎまぎして、とっさには答えられませんでした。
スピリチュアル世界に触れなければならなかったからです。
シルバー・バ・バーチの一連の著作は、ひそかなロングセラーですが、
そのシルバー・バーチは─
「睡眠に入ったら、幽体離脱をしている」と述べていますし、他のスピリチュアル系の人たちも、そのようなことを指摘しています。
明晰夢とは、ありありと鮮明に夢体験をすることなのですが、その場合、夢が現実観を持って、夢が現実なのか、現実が夢なのか区別できなくなります。
明晰夢と言われる夢体験は、一度だけしかありませんが、夢が現実なのか現実が夢なのかに関しては、最近経験した夢として、夢の世界と今住んでいる所(現実の住んでいる住居)まで、意識戻るまで随分時間が掛かりました。
さてさて話を戻して次回には、現実的な視点から、生産的な時間の活かし方について触れたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。