シニア世代のホリスティックライフプラン ─健康寿命について─
こんにちは。
今日もジメジメした曇り1日になりそうです。
実は、私自身「エンディングノート」は、まだ完全に終えていません。その理由の1つは「尊厳死の宣言」が残っていることと、
もう1つの理由は、お墓のことをどうするか、現在、調査中だからです。
お墓も考え方が多様化していますネ。
これらのことは稿改めます。
さて今回は健康寿命について、シェアしたいと思っています。
平均寿命とよく言われますが、正確には平均寿命とは、0歳児が何歳まで生きられるかを統計的に予測する平均余命です。
今、安倍首相が「人生100年時代」と公言していますが、これに違和感を覚えたシニア層は、多くいらっしゃるでしょう。
シニア層の現実を踏まえた発言とは思えなかったからです。
私も、その一人でした。
「人生100年時代」に描かれた、社会構造については、次稿に改めます。
さて厚労省が2018年に発表した、データによると、男性の平均寿命は、
80.21歳、女性は86.61歳となっています。
ところが、健康寿命と言う面からは、
男性の健康寿命は、71.19歳
女性の健康寿命は、74.21歳となっています。
ここにシニア層のホリスティックライフプランの課題があります。
年下の女性(奥様)と結婚された場合、奥様の寡婦期間(一人での生活)がさらに長くなりますよネ。私の実家の付近にも、そのような例が多くあります。
申し遅れましたが、健康寿命とは、
「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」(WHOの定義)とされています。
よってわが国でも、健康寿命の延伸に向かって、さまざまな施策が行われています。
今、わが国は確実に超高齢社会ですが、
この「超高齢社会」と言う言葉は、私は好みません。
これを「(超)長寿社会」と言い換えると、
社会の中で、長寿者が活き活きとしているイメージや、その知識・経験に活かすことによって、後輩者から尊敬を受け、社会の中で役割を担っているイメージが湧きやすいですよネ。
「高齢・超高齢社会」と言うと、
何だか、高齢者がひっそりと実社会から離された孤独感を覚えやすいようなイメージを創出してしまいます。
当然のごとく、クオリティ・オブ・ライフ(生活の質=人生の質)を活かして生き切ることが大切だと思うのです。
私たちシニア層にとって不安や心配は色々あるにしろ、まずは心身の健康づくりが大切なことを強調したいところです。