シニア世代のホリスティックライフプラン -Å型行動パターンとはー
こんにちは。
今日も何だかすっきりしない1日となりそうな気配です。
今回は,,Å型行動パターンについて述べていきたいと思います。
Å型行動パターン行動という性格は、フリードマンとローゼンマンというアメリカの両博士によって唱えられた性格行動パターンです
。
この両博士の書籍は、引越しのため、処分したので以下に引用を明らかにし、一部知恵を拝借したいと思います。
博士によると、自分の診断室の前で待合室で患者が待っている椅子の傷が摩耗するのが早いことに気づき、このことと「心臓病」と関係があるのではないかと、想像したそうです。
すなわち、イライラし、パタパタと足を動かすため、椅子を摩耗していているのではないかと‥‥。
そしてその結果,,Å型行動パターンの人は、性格面では競争的、攻撃的、野心的であり、せっかちな性格であること。
また身体面では、高血圧、高脂血症との関連が特徴的であるとしています。
それゆえ、狭心症、心筋梗塞等の心臓疾患になりやすいことを明らかにしました。
その後がわが国でも医師らによって独自の研究もされました。
早稲田大学の人間科学部野村忍教授は「タイプÅ型行動パターン」のチェックリストとして「はい」、「いいえ」の択一質問として以下の10項目をあげていらっしゃいます。
□毎日忙しい生活である
□時間に追われている
□何ごとにも競争してしまう
□ちょっとしたことでも怒りやすい
□仕事や行動に自信がある
□何ごとにも熱中しやすい
□何ごとでもきちんと片付けないと気がすまない
□緊張したりイライラしたりしやすい
□早口でしゃべる
□並んで順番を待つことがイヤである
早稲田大学の人間科学部野村忍教授は、このうち6個に該当する人は要注意としていらっしゃいます。
わが国の産業社会一般を俯瞰してみれば、このような行動パターンを助長している側面が確実に存在しています。
人事制度や昇給制度がこれらを後押ししています。
・残業なし
・ゆっくりで結構
・適当で結構
・納期まで仕事を仕上げない
という仕事振りでは、万年平社員のままですネ。
ひと言でいうと、出かけようと決め、旦那さんはすでに車の中。奥様はアタフタし身支度を終え、車に向かうと、
「何やってんだ(遅い!)」
というご亭主は、かなりせっかちです。
もう一つせっかちな人は、運転にも表れます。運転すると人が変わったように感じる人も居ます。
Å型行動パターンの反対の性格行動パターンの真逆はB型行動パターンです。いわば、のんびり屋さんですね。
さらにC型行動パターンも指摘されてもいて、このCは、がんの英語表記のCancerと関連しているのは分かりませんが、C型行動パターンの人は、自己犠牲的であり、周りの人に気をつかい、我慢強く、几帳面といった性格の持ち主であり、がんになりやすいとも言われています。
ただし、C型行動パターンとがんについては、私自身の実感はありません。
結論的にいうと、Ǎ型行動パターンの人は、行動修正が求められます。
・本人がそれに気づくこと
・リラックスする方法、自律訓練法等を習得すること等
です。
リラクセーション(自律訓練法等)は、新たなテーマですので、稿を改めます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。