シニア世代のホリスティックライフプラン ─自律訓練法の体験例─
こんにちは。
今日は穏やかな朝です。太陽を拝める貴重な日になりそうです。
今回は、自律訓練法ついての私の実践例をお伝えしたいと思います。
前稿の続きです。
このような例がありました。
クライアントさんは、神奈川県の某町役場さんです。
企画段階で、色々、煮詰めていく段階で、
「それは、聞いたことがある」
「それも、聞いたことがある」
と話が一向に前へ進みません。
そこで1日間の研修、すべて参加者の体験研修としたら」と提案したら、担当者は納得し、実施が決定。
この町での研修は、以後7,8年間くらい続き、
最後には町長自らが参加し、私の役割は無事終えました。
このクライアントさんの場合、先方の希望であったため「自律訓練法」は、十二分に活かせました。
この頃には、ストレス・マネジメント、セルフケアの研修では、その一環とし、自律訓練法を取り入れていました。
数多の企業、地方公共団体でも。、実施させて頂きました。
その中で一番印象的なのは、茨城県の某市役所の研修でした。場所は体育館でした。
参加者の皆さんは、マットに仰向けになってもらいました。
そして、研修を無事終えて、
翌日、私の事務所の住所を教えてくれないか、という依頼が受講者からきました。
やがて、1枚の手紙が届きました。
その手紙を見ると‥‥、
自律訓練法の実修中に、
丸い大きな風船のような次々と球体が現れ、誠に不思議な体験をしたという
手紙でした。
手紙には、その時の風景をイラストで事細かに描かれていました。
※詳細は失念しました。
一種の変性意識(トランス状態)に入られたのだと思います。
講師(私)が、消去動作に入り、「目を開けてください」とアナウンスすると、その球体は消えていってしまったそうです。
自律訓練法は、取り組みやすい健康法なのです。
私自身は、相手の誘導の声を「受容」し、それに従うのがありがたいので、アマゾンで検索し、CDを購入したのですが、成功した経験した試しがないのです。
以前に述べた、声質の問題もあります。
それ以前に「間」問題があります。
ナレーションをプロに任せた場合、ナレーターは、自律訓練法の経験がないので「間」が取れていません。
驚くことに、CDに直接、声を入れているプロの方にも、「間」が取れていない方もいました。
えぇという感じ。
「間」とは、ある意味「待つこと」ですね。
この場合、相手が「受け入れていること」、「リラックスしている状態」を
自分も実感し、その状態を「受け入れること、状態」だと思います。
これらのことから言えば、視聴できるCDを除くと、自分に合ったCDと出会えるのは、確実に20%以下であるというのが私の実感です。
リラックスは、すべての瞑想法の入り口だと思います。
シニア世代を問わず、お勧めできるリラックス法です。