ホリスティックライフプラン ─ホスピタリティとかかりつけ医─
シニア世代の方々、それに続く方々、こんにちは。
今は早朝ですが、こんにちは。
連休3日目ですが、私はステイホームです。
あなたは、ホスピタリティと言う言葉を知っていらっしゃると思います。
実は、私は、このテーマに随分以前から何10年間も取り組んでおります。
ひと言で言えば、後に小泉進一郎氏の奥さんとなられた、滝川クリステルさんの一言。
「お・も・て・な・し」がホスピタリティなのです。
広い意味では、人的サービスを提供する業種を伴う産業をホスピタリティ産業と言い、宿泊業、運輸業、旅行業、教育業、医療業等の産業はこれに該当します。
これをかかりつけ医に応用しますと、日本医師会では
「健康に関することを何でも相談でき、必要な時は専門の医療機関を紹介してくれる身近にいて頼りになる医師のこと」と表明されています。
ひと昔や今現在では地方においては、このような立派な、かかりつけ医や在宅受診(往診)が可能なのかも知れません。
このような医師は、患者さんの生活の背景をよく知り、全的に患者の変化をとらえて往診しています。
いわば……、
かかりつけ医は、プライマリィ・ヘルスケアの根幹を成すものです。
今、あなたにこのような、かかりつけ医は、いらっしゃいますか?
地方では、患者さんがかかりつけ医を、心待ちしているお年寄りの人も多くいるのです。
これらの医療従事者は、ホスピタリティに満ちています。
その意味では、現在、残念ながら、私には本来の意味での、かかりつけ医はいません。
このコロナ禍において、先頃、まだ自粛要請があった最中の折でした。
各病院も休診してもおりました。
その折、薬がなくなったので、かかりつけ医(?)に出向きました。このことは以前、少し触れました。
すると診断室に入るまでもなく、受け付けのところで処方箋を頂きました。
隣にある処方薬局に向かいながら、”変だなぁ”と思っておりました。
最近分かったことがありました。
医師法弟10条です。第10条曰く。
「医師は、自ら診察しないで治療し、もしくは診断書もしくは処方せんを交付してはならない」と。
おいおい
この条文にはショックを受けました。
後はあなたのご判断に委ねます。
話しは飛びます。
ホスピタリティマインドに溢れている人は、人財なのです。
ホスピタリティ産業の定義にあるように、現在では、すべての業種がサービス化していて人的サービスをともなわない職種は少ないのが現状です。
もし、あなたが、開業医を訪れたら、まずは受付けのスタッフの態度から確認しましょう!
たとえ若い美人であっても、事務的な対応であったら、もしかしたら、求人の専門サイトから応募した人で、時給制で院内の教育がなされていない人化の知れないし、
自分の給与を心得ていて、その応分の仕事を淡々としている人かもしれません。
“場”には場のエネルギーがあり、生命場という人もいます。
ありていに言えば、その場が醸し出す“雰囲気”です。
いい場の雰囲気の病院を、かかりつけ医としましょう!
患者が、やけに明るい病院があります。それは院長の人柄が明るいのです。
病院内での患者同士の会話に以下の笑い話があります。
「そういえば、最近、〇〇さんを見ないネ」
「そういえばそうだネ。どこか具合が悪いのかしらネ?」
さて、
もう一つ大事な事があります。
体調を悪くした自分はどこに行ったらいいのかわからないことがあります。
内科医でも、専門分野がたくさんに分かれています。
糖尿病内科、肝臓病内科、消化器内科、循環器内科、代謝・内分泌内科
心療内科等々……
それを見極めるのが、「総合医療」です。
本来ならば、プライマリィ・ヘルスケアの一翼を担う開業医には、その知識情報があることを求められます。
適切な専門医へのスムースなパイプ役としてのお役目です。
今は私たちにとっては、「患者学」といって患者自身が賢く医師と付き合っていく時代なのかも知れません。
ホスピタリティマインドに満ちたドクター、かかりつけ医をもっておきましょう!!