ホリスティックライフプラン -人生100年時代の生きがいー
こんにちは。高畑吉宏です。
まだまだ酷暑は続きそうです。
体調管理に務めましょう。
早速ですが、
あなたは、生きがいについて考えたことがおありですか?
一口に生きがいと言っても、ややあいまいな感じを受けますネ。
でも、生きがいのない人生は、張り合いのない人生で
なんとなく淋しく孤独ですネ。
そこで、今回では生きがいについて整理し、あなたの生きがいづくり
の参考になればと思っています。
今回は、私たち、シニア世代の生きがいについて考えてみましょう。
一般的には生きがいとは、「生きがいとは、生きることへの喜び
・張り合い・生きる価値」(ウィキペデア)と考えられています。
かつて私は、健康と生きがいづくりを支援する一般社団法人
「健康・生きがい財団の「健康生きがいづくりアドバイザー」の
資格を取得したことがありました。発足期の初期メンバーでした。
テキストの文筆や講師も務めました。
それ以前から、ずぅと「生きがいって何だろう?」と思い続けていました。
なかなか整然として理解には至りませんでしたが、
私がたどり着いたのは、
以下のような内容です。
生きがいとは─、
- 行きがいであること
- 居がいであること
ゴロ合わせもよくて覚えやすいです。
なおかつ、この①と②で生きがいについて、
時間軸と空間軸を2つの視座でとらえています。
最初に出版した本で、
この考え方を紹介したことがありました。
まず①の行きがいは、誤字でなくて、「行きがい」でいいのです。
人生をゴーイングしている、将来への自分に夢や期待が持てるという
意味での(今から未来)へゴーイングしているという意味です。
健全な若者は、このようにして、自分の人生を展望し、
大学の学部を選択したり、
技術を身に着けるため、専門学校に進んだりします。
「生涯現役」、「人生100年時代」と言われる昨今、内閣府の調査
によると、
65歳過ぎて働きたいと思う方は、79.7%だそうです。
早い話がほとんどのシニア世代の方が、働きたいという意欲がある
ということですネ。
その動機(背景)には、経済的なことを別にすれば、
「社会参加」による、生きがいの維持があると考えられます。
ただし、この場合、以前に述べたアクティブ・シニアで
なければなりませんネ。
もう1つは、過去記事に述べたPC等を用いて情報発信していくことで、
生活費を得ていく選択肢もあります。
これには、ZOOMの設定をしておいたりするものいいかも知れません。
私は、今でも細々と研修会社を経営していますので、
講師諸氏は、全員ZOOMを使っています。
これらが周知したのは、ウィズコロナも多く影響していますネ。
さて──
遅くなりましたが、②の居がいについて触れたいと思います。
居がいとは、“存在感”です。居るかい「甲斐」であり、居がい感です。
あなたは、自分の存在感を発揮する”場”がありますでしょうか?
行きがい感に対して、居がい感は空間軸からのとらえ方です。
ごく一般的には、家族、職場、仲間、親戚、親子等があると思います。
夫婦の仲が良ければ、お互いに居がい感が持てるでしょうし、
かつての地域コミュニティが機能していた頃には、地域の一員としての
存在感も持てたことでしょう。
また、“さざえさん”のようなファミリーでは、
それぞれが居がい感を主張して、
ドタバタを演じている家庭風景です。
このような原風景は、もはや少子高齢化時代の現在の家族風景では、
あまり期待が持てませんネ。
私たち、シニア世代にとって、生きがいのある居がい感をもつためには、
どのような行動を取ったらいいか、また改めてシェアしたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございした。