人生100年時代を幸せに生きよう! ライフコーチ&カウンセラーの徒然日記

ライフコーチ&カウンせラーの現場から人生100年の人生の生き方、生きがい、対応力、不安、悩みについて情報をお伝えします。

ホリスティックライフプラン ─人生100年時代を知ろう

こんにちは。

高畑吉宏です。

 

人生100年時代と言われている昨今です。

そこで、しばらくの間、人生100年時代の全体枠の

理解を深めていきたいと思います。

 

まず平均寿命の推移を再確認しておきましょう。

無味乾燥的ですが、しばしお付き合いください。

 

厚労省の「平均寿命の推移」によると、

・昭和22年:男性50.06歳 女性53.96歳

・昭和32年:男性63,24歳 女性67.69歳

・昭和42年:男性68.91歳 女性74.15歳

・昭和52年:男性72.60歳 女性77.95歳

・昭和62年:男性75.61歳 女性81.39歳

・平成04年:男性76,38歳 女性82.22歳

・平成14年:男性76.38歳 女性82.85歳

・平成20年:男性79.25歳 女性86.25歳

 

昭和22年を選んだのは、団塊の世代(昭和22年~昭和24年)

が生まれた時だからです。

団塊の世代が、いわゆる後期高齢者に入った時、

わが国は超少子高齢化社会に突入することにもなります

                                                       

さらに2060年には男性が 84.19 年、女性が

90.93年 となり、女性の平均寿命が90年を超える

ことが見込まれています。

さらに『ライフシフト』よれば、

2007年生まれ以降の人たちは、半数の者が、日本では、

107歳まで生き得ることとされています。

 

大きく分ければ、人生60年、人生70年、人生80年、

そして人生100年時代に入っていくことになります。

 

これらをライフプラン上、3つに分けると、

ステージ1の段階、ステージ2の段階、ステージ3の段階

としてとらえることが出来ます。

 

既に述べましたが、ステージ1のライフプランには一応

のモデルがありました。

 

この時代には、60歳、または65歳で定年を迎え、

あるいは60歳で定年し、その後は再雇用で5年間働き、

その後は老後生活というライフスタイルが定番でした。

今もその習慣は消えてはいません。

 

当時は私もライフプランの研修講師として務めていました。

大手の企業や会社に帰属意識の高い人たちは、

やがて訪れてくる“定年”には無関心です。

この頃のサラリーマンは、自分のアイデンティティは、

会社やその職種にありました。

 

ある日。

 

私は、とある九州の大手企業に出向いた折、

親しい親戚の年上のお姉さん夫婦のところに前泊しました。

 

お姉さん曰く。

「何を教えているの?」と

「実は定年後の生きがいや、生活設計の仕方を教えているんだ」

と私。

「・・・・・」

お姉さんはしばし、無言でした。

全く理解不能のようでした。

お姉さん夫婦は、ともに中卒です。

しかし、年若き10代から苦労を重ねて立派に社会に適応し、

現在の生活を獲得していました。

大都市の駅近くに立派はお家を建てています。

お姉さんにとってみれば、ライフデザインは、

自ら創り上げるものだったのです