シニア世代&準シニア世代のためのホリスティックライフプラン
補完代替医療に利用するに当たって
こんにちは
今日は早朝で雨戸を開けましたが、まだ闇夜。5時をまわった時刻です。
高畑吉宏です。
さて今回は「エネルギー療法の続きです。
というかまだ代替補完療法のとらえ方、選び方についての内容の段階となります。
この世界の泰斗、アンドルー・ワイル博士の知見に基づいて話を展開したいと思います。
ワイル博士は以下の5つを挙げています。
①絶対に効かないという治療法はない。
②絶対に効くという治療法もない。
③各治療法は互いにつじつまが合わない。
④草創期の治療法はよく効く。
⑤信念だけで治ることもある。 『人はなぜ治るか』より。
①の「絶対に効かないという治療法はない」と②「絶対に効くという治療法はない」は、選択肢の現状把握としてとらえておくといいのではないでしょうか。
各治療法はつじつまが合わないという③に関しては、その1つに各種の食事療法に強く表れていると思います。
食事をバランスよく取ることを勧める療法もあれば、マクロビオティックのように玄米採食を極めて厳格に守ることを指導するところもあります。
また医師が勧めるサプリメント療法もあります。
④に関しては、話は飛躍しますが、新興宗教にいえるのではないでしょうか。
思いつくまま列記してみると、黒住教、天理教、生長の家、天理教、金光教、世界救世教(後に分裂)、真如苑等その他、たくさんあります。
また教祖が奇蹟的治癒能力を発揮した教団もあります。
そこで、私は一時期克明に体験談を集め、信者が難病を克服した体験談を読んでみましたが、確かに、実話であることは疑いないものばかりでした。
中には、信仰篤き高弟をたくさん輩出した教祖もいました。
難病が次々と?治るため、その教勢は止まることはありません。
ところが、教祖が亡くなると、なぜかそのパワーが減じていると思われるのです。
宗教団体ですから、教祖亡き後も当然、布教活動を展開するのですが、教祖を上まわるような指導者が輩出した例を、私は知らないのです。
よって教祖崇拝とその信仰が続いているのです。
これは、手技でも言えるようです。私の実体験ですが、創始者がある手技(気功とも若干違うものです)を使うと、患者はホンの数分で、何年間も上げることのさえできなかった手を上げることが瞬間にできたりするのです。
DVDも手元にありますから、間違いありません。
そこで、本年、都内にある、その団体のオフィスのデモンストレーションに行ってみました。※コロナ禍の前。
参加者は、私を含めて4名程度。
その創始者の息子さん(本部長)が実技を含めてデモをしてくれました。
後刻、その体験をその団体の認定している「○○師」の方(都内西武池袋線に施術院を構える)に話したら、びっくりしていました。
彼がひと昔、参加した際には、押すな押すなの参加者だったので、ひっそりした寡少の参加人数にあまりに驚いたわけです。
これは一例に過ぎません。
他の同じような例を挙げると、ある施療を求めて、わざわざ島根県から飛行機で東京まで出向いた方がいました。移動費だけでも大変な支出です。
がんの患者さんです。
その施療ならば、島根県に立派な著作もある西洋医学の医師がいらっしゃるのですが、西洋医学的な処置をめぐって意見が合わないとのこと。
ただ私は、この施療も、④の部類に該当するのではないかと今にして思うのです。
⑥の「信念だけで治ることがある」については語りつくせませんでした。
またの機会に触れたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。