ホリスティックライフプラン 人は祖に基づき祖は神に基づく
こんにちは。
高畑吉宏です。
「人は祖に基づき祖は神に基づく」は、古神道の言い伝えです。長く自分の座右の銘としていましたが、今になってその意味を改めて自分に問うてみると、今一つ理解が深まりませんでした。
そこでネットで検索しましたが、解決策は見出せませんでした。そこで今、テーマにしているエネルギー療法から自分なりの理解を深めることにしました。
21世紀は「エネルギー医療の時代」と指摘する識者もいます。
私たちの身体の細胞は約60兆(37兆個とも言われる)細胞から成ると言われています。その細胞数は、ここでは問題にしません。
唐突ですが、
臓器移植をされた人の体験例として、臓器移植を受けた人は、臓器提供者の食べ物の嗜好や、好きな色、性格まで似通ってしまうことが明らかにされています。
これは、端的に言えば、「細胞記憶」ととらえることができます。すべての細胞記憶が全き正常に機能していれば、恒常性(ホメオタシス)の働きのよって、私たちは、全き健康人であることになります。
心身共に全き健康人でない病的な状態である場合、細胞記憶に否定的、破壊的細胞記憶を宿しているのではないかと思うのです。
では、その細胞記憶はどこまでたどっていけばいいのでしょうか?
私の例を実例としてあげてみると、私的な話ですが、
私の耳横には“イボ”がありました。散髪の際、バリカンがひっかかるので、当時,”イボコロリ“で取り去りました。
実に伯父さんにも、イボがあり、亡くなった従兄は身体にたくさんの“イボ”がありました。
別な従姉にもイボがあります。
イボのある同級生は小中高と大学に至るまで一人もいませんでした。友人・知人にも一人もいませんでした。
これは、偶然とも思えません。イボの遺伝子を継承したのだと思うのです。
このように、負の遺伝子細胞は継承されているのではないでしょうか。
であるならば、他の否定的、破壊的細胞記憶は、恐らく自分が誕生した前に及ぶのではないかと思うのです。
だとすると、自分の否定的、破壊的細胞記憶を消し去るためには、先祖の代までさかのぼっていかなければならないことになります。
私自身は、日々、過去の細胞記憶までイメージし、大いなる力(神と言ってもいいし、サムシング・グレートと言ってもいいです。)によって癒されていくイメージ瞑想を実践しています。
私のイメージ瞑想は我流のものでななく、米国でベストセラーになったアレクサンダー・ロイドか博士&ベン・ジョンソン博士共著の『奇跡を呼ぶヒーリングコード』から学んだ方法論です。
以上で、「人は祖に基づく」の前段の部分はは、私なりに説明できたかと思います。
私たちの祖先は私たちの“いのち”の本源です。
ただお盆の実家帰りの行事としてお墓参りで済ませることではありませんね。
日々の実践であると思うのです。
私の父が生きていた昭和の時代には、私の実家はほとんどすべての家々が浄土真宗の安芸門徒でした。
父は夕食前には必ず「正信偈」を誦経していました。
子ども心に早く終わって食事がしたいのに‥‥と思っておりました。
そのような習慣は父の代で終焉しました。
さて「祖は神に基づく」という後段の部分ですが、祖先をさらにさらにたどっていくと、大いなる存在に行きつき、古代の人たちは、それを自然神として直覚し、その存在に畏敬の念を抱かれざるを得なかったのだと思います。
分子生物学者の村上和雄先生のおっしゃる“サムシング・グレイト”と同義ではないでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。