人生100年時代への変化への対応力、変化力を身に付けよう!
こんにちは。高畑吉宏です。
人生100年時代 まずはその全体像とは(1)
人生100年時代へのマインド設定が私たちの不安や心配を取り除いてくれます。
前稿の続きです。設定した敏雄は71歳。団塊の世代です。
まず敏雄は人生100年という言葉を最初耳にした時、他の人と同じように、そんなのムリ、ムリと思い、反応しました。
それにしても前の安倍首相は、よくテレビで「人生100年時代」という言葉を用いるなぁとは思っていました。
ある日の日曜日。
地元スーパーに買い物に出かけた際、友人でもあり、一回り以上年下の島津友一とぱったり出合いました。時間もあるもいうので、駅チカのカフェで話すことになりました。
最近の近況を話し終えると、日頃、気になっていた「人生100年時代」のことが話題となりました。
年下の島津は、年下にもかかわらず、「人生100年時代」については、彼の職業柄かも知れませんが、教えられることも多々ありました。
その概略は以下のようなことでした。
1.寿命の長期化によって先進国の2007年生まれの2人に1人が103歳まで生き
るということ。
2.過去30年間の傾向を分析すると、男性の平均寿命は10年で1.8歳、長くなって
いるということ。
3.英国の学者、リンダ・グラットン氏らの著書『ライフ・シフト』が契機にもなって
いること。
4.人生100年時代に向けて、わが国(政府・厚生労働省)はすでに「人生100年
時代構想会議」を実施していること。
5.企業さまざまなの経営革新が進展していること。
また、主要政策として
・待機児童対策
・介護人材の処遇改善
・人材開発
・高齢者雇用の促進
等が挙げられていること。
だいたい以上のことでした。
その日、敏雄は夜、床に就き、色々と考え巡らせてみました。
考えてみると、自分の年齢に関係なく、また自分たちの平均余命に関係なく、自分を取り巻く舞台・時代の背景が、スライドが1枚ずつ変わっていくごとく、変わってきているのだと‥‥。
これはまずは
・自分自身や妻の生き方
・45歳になった息子のこれからのこと
・20歳になった孫娘の将来のこと
これらを中心に頭を巡らされ、なかなか眠れませんでした。
まずは、一回り歳下とはいえ、メンターとも言える、島津友一のアドバイスにより、人生100年時代についてまずは知識を身に付けておこうと思い始めたのです。
リンダ・グラットン氏著『ライフ・シフト』から読み始めようと思い、早速、市の図書館で借りることにしました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。