ポジティブに生きるためには、まず自己効力感を高めよう!
こんにちは。高畑吉宏です。
お元気ですか?
今の世相は高齢者にとっても、生きづらい生活環境にあると言えるでしょう。
高齢者を問わず、どなたもの家族、2人での夫婦の場合も、独身者の場合でも、巣ごもりの生活を強いられる今の現状です。
巣ごもりでのストレスは、またの機会に触れます。
これらを乗り越えて、先行き不安を解消し、先行きを見通し、豊かな将来を描き切ることが求められていますね。
今回は自己効力感を高め、人生を豊かなものにしようという提言です。
生きがいの創造は、第三者へどうすれば役立つかという視点・視座を持つことではないでしょうか?
このことについは、これかからも稿でも触れていきます。
──と問題を提起すると、むずかしいな、と思われるかも知れません。
まずは身近なことからスタートしてみましょう。
孤立・孤独感があるとしたら、それは閉鎖系的(本来は物理学の言葉ですが、勝手に応用して使っています)思考及びライフスタイルではないでしょうか?
これを解放系にリセットしてみると、自分を取り巻く環境が変わってくるはずです。
その前に自己効力感を高めていくことがとても大切です。
心理学の知見によると、私たちは、1日、6万回の思考をしていると言われ、そのうち、およそ80%はネガティブな思考に導かれやすい、と言われています。
先の稿のメデァからの情報も、それに拍車をかけています。
自立したライフスタイルの構築には、それらから自在になることが求められます。
その上で、
・自分ならできる
・自分でもできる
・今からでも私はできる
─という心意気でプラス発想に転換しましょう!
心理学では、このような有力感を自己効力感と呼んでいます。
そして、このような自己効力感は、高低度は、その人の人生に大きな影響を与える、と指摘しています。
納得がいく話ですね。
それでは自己効力感を高めるには、という方法を習得することが次のテーマとなります。
そのために本稿では3つの提案をします。
その1は、目標設定。
その2は、小さな成功体験を積み重ねること。
その3は、ロールモデルを見つけること。
以上です。
以前の稿で述べたように、
1番目は、
自分の将来像を描き、その目標を設定することです。これは企業経営者の立場に立つと、お分かりですね。
経営者は、当面の課題で精一杯であるけれど、3年後、5年後、10年後のわが社の行動目標と、経営理念を描き、経営に日夜従事しています。
ジェームス・アレンは「夢は現実になる苗木(なえぎ)である」と述べています。
それを個人に置き換えれば、いいのです。
企業経営の場合、5年後、10年間も通じるような行動理念であっても、そのようにうまくいかない場合も、しばしば遭遇します。
一番、困惑するのは、“まさか?”に遭遇した時です。まさかは、今回のような、新型コロナのようなケースです。
新型コロナは、観光・宿泊業、航空・運輸業、飲食業を始め、多くの業界に甚大な影響を与えていますね。
私の研修教育業界も例外ではありません。
企業経営者はもとより、個人主の場合も、この“まさか”に対応しなくては、(企業)経営は成り立たなくなります
個人の目標も同じことが言えます。
“まさか”は、想定外・予測外として生じますが、私たち個人のライフ設計に当たっては、柔軟な対応力をもって、リスク管理していくほかはありません。
2番目は、
コツコツと小さな成功体験を重ねて、自己効力感の実感値を確実に高めていくことです。
たとえば、1日1万歩、歩くことを目標として立てたとします。
いきなり、1万歩ではなく、5千歩を目標として立て、その達成感を味わい、次に8千歩を目標に立てるといった具合です。
要は小さな成功なコツコツとした成功体験を積み重ねていくことで自己肯定感が高められます。
3番目は、
自分の目指す“理想像”(ロールモデル)となる人を見つけることです。
一番いいのは、身近な人ですが、私の場合、曾祖母を除いて、身の回りに今のところロールモデルはいません。
あえて言えば父です。
身近な人にロールモデルが居ない場合,他にロールモデルを求めればいいのです。
そのロールモデルは、私たちが、“身近”に感じられ、近親感が感じられれば、その方は、外国人であっても、私たち(あなた)のロールモデルになり得ます。
私の場合、最近の人そして、今、活躍中の方をロールモデルにしています。
ロールモデルになる人は、複数の人が居て当然です。
本稿では、自己効力感を高めることの大切さ、人生に与える影響力とその具体的な方法をシャアしました。
お役に立てれば、うれしいです!!
最後までお読み頂き、ありがとうございました。