人生100年時代を幸せに生きよう! ライフコーチ&カウンセラーの徒然日記

ライフコーチ&カウンせラーの現場から人生100年の人生の生き方、生きがい、対応力、不安、悩みについて情報をお伝えします。

巣ごもり生活を豊かにするためのヒント

こんにちは。髙畑吉宏です。

 

1.巣ごもり生活の実情の一側面

 

行きたいところがあるけど、今は行けない。我慢している。

日々、悶々するときがあるけど、誰にも打ち分けられない。

妻(夫)には相談できそうもない…。

いやいや、とてもとても妻(夫)には?

残り少ない連休を、もっと時間を有効に過ごしたい…

 

このような巣ごもり生活をしていらっしゃる方も多いでしょう。

1日に限ったら、1日5万回も思い(感情)を抱いていると指摘されています。

 

日々、あなたはどのような感情生活を送っていらっしゃいますでしょうか?

以前、紹介した米国を始め、多くの読者を持つ、エスター・ヒックス&ジェリー・ヒックス著『願えば、かなう エイブラハムの教え』の感情の分類に従って述べてみたいと思います。

同書は、私たちの感情に着目していています。

同書によれば、以下のとおりです。

 

2.感情のスケール

 

1.喜び/気づき/力があるという感覚/自由/愛/感謝

2.情熱

3.熱意/意欲/幸福

4.前向きな期待

5.楽観的な姿勢

6.希望

7.満足

8.退屈

9.悲観的な姿勢

10.不満/苛立ち/焦り

11.打ちのめされている状態

12.失望

13.疑い

14.心配

15.避難

16.落胆

17.怒り

18.復讐心

19.嫌悪/憤り

20.嫉妬

21.不安/罪悪感/自信喪失

22.恐れ/悲しみ/うつ状態/絶望/無力感

 

2.感情は場面ごとにうつろいでいく

 

私たちの日々は、場面、場面で構成されています。

朝起きた時

→今日は身体が重いなぁ→今日の1日はつらい日になるのか…

→ぐっすり眠れた→これからの仕事をこなしていくぞ!

→今日は頑張れるそう!→そうだ!上司に○○の件を提案してみよう!

そして場面は切り替わります。

 

朝食のとき

夫:

→妻との会話が噛み合わないなぁ→これからもこの状態が  

延々と続くのか? 

→(いつものように)淡々とした会話だったなぁ→俺のことを、いったい、どう思っているんだろう?

→すっぴんの妻は疲れているように見えるなぁ→俺のせいなのかなぁ,etc.

→朝くらいテレビを観ながら食事をしないで、ゆっくり話したいのに…。

→せっかく丹精込めて作ったメニューだから、たまにはほめてよ。

→私だって子どもと実家の両親のことで頭が一杯なのょ。

→夕食の際、本音をいっちゃおうかしら…etc.

 

そして

これらの思いを頭の中であれこれ反芻したり、将来のことが気になったったりして、雑念が浮かんだり、あれこれ考えたりしながら、仕事へと向かいます。

 

在宅のテレワークの人は、仕事部屋にこもります。

 

以上の例は、簡単に朝の時間帯と通勤時間のみにかぎっておりますが、この短時間の間にも

実にさまざまな思いが浮かび、そして消えていきます。

 

これらにふけっていると、いつの間にかいつもの駅にいつもの時間に到着。

 

 

すべての感情生活が─

喜び、気づき、力があるという感覚、自由、愛、感謝、情熱、熱意、意欲、幸福感、前向きな期待感、楽観的な姿勢、希望や満足感に満ちたもの

─であれば、自己肯定感、自己効力感、他者への寛容と他者肯定感は、確実に高まっていきますねぇ。

 

そのようにいかないのが私たちの現実。

退屈、悲観的な姿勢、不満、苛立ち、焦り、打ちのめされている状態、

失望、疑い、心配、避難、落胆、怒り、復讐心、嫌悪、憤り、嫉妬、不安、罪悪感、自信喪失、恐れ、悲しみ、うつ状態、絶望、無力感と言った感情モードにしばしば陥ります。

 

3.ではどうしたらいいのでしょう? ─まとめ─

退屈、悲観的な姿勢、不満、苛立ち、焦りや、疑い、心配、避難、落胆、怒り、復讐心、嫌悪、憤り、嫉妬、不安、罪悪感、自信喪失、恐れ、悲しみ、うつ状態、絶望、無力感は、誰しも、訪れる部屋のようなもの。

 

換気の悪い、陰鬱な部屋でもあります。

 

だったら、直ちに、その部屋の空気を新鮮な空気で満たしましょう。

または、その部屋に長く居座るのをやめて、なるべく早く、その部屋から去っていきたいものです。

 

もし、換気扇の具合が悪く、自分独りで、(解決)できないと思ったら、第3者に依頼するか、相談することをお勧めします。

 

このような部屋は、誰しも、訪れるものです。

 

それは、私たちが、生きている証しでもあります。

 

このような感情を切り替えるには、1日または1週間の刻々展開していく場面ごとの感情の切り替えを上手にしていくしかないのです。

 

目指すべきは、「感情の切り替え名人」なのです。

 

のんべんだらりとしているような平々凡々生活の中にも、実に多くの”場面″展開から成っています。

 

その場面が変わった時、感情の転換を図っていくのがコツなのではないでしょうか。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。