孤独な時間を活かそう! 日々を楽し
こんにちは。高畑吉宏です。
瞑想的な時間を持つことが、なぜ時間と空間を超えるのでしょうか?
この問いに前稿では、答え切っていなかったため、本稿では私流に、この課題について触れていきます。
そもそもが、孤独・孤立化社会で、孤独を感じている人が居ます。
また、はた目には孤独と見えていても、孤独を感じない人達も居ます。
とはいえ、以前の稿で紹介したように、イギリスでは孤独担当大臣が設けられたように、先進国では“孤独”は、深刻な社会課題となっています。
話は転じます。
ある研究報告によると、今の若者の男女とも、「異性と交際したいとは、思わない」が男女共25%を超えているとこの耳で確認しました。
今の高齢者が若き頃、異性への関心や性欲の昇華は、青春の大きなテーマでもあり、悩みでありました。
今でも、高齢者を対象にした「シニアの婚活」を希望している人が多くあるようです。
高齢の老後生活を独りで生きる“寂寥感”、“悲しさ”、“人恋しさ”のゆえに、これからの伴侶を得たいというシニア世代の渇望の声が聞こえます。
青春の真っただ中にある、若者が異性と付き合いたいと思わない、という研究データ(某国立大学によるもの)は、私自身、大変なショックと違和感を覚えました。
現況ですらも、少子化・高齢化のいびつな人口構成は、世代間扶養を前提とした社会保障の構造の危機をもたらしています。その上に、
少子化の進展は、いっこうに解決できそうもないのに、このデータはないだろうに‥‥と。
これらを踏まえて、
お勧めしたいのは、高齢者、プレ・シニア世代の個立化、自立化です。
社会構造的に見ても、その時代背景の真っただ中に私たちは生きているのです。
加えて加えて今はコロナが再び勢いを増し、巣ごもり生活を強いられていて、否応なく家族、夫婦、個人単位での孤立を余儀なくされております。
前置きが大変長くなってしまいました。(汗)
瞑想的ライフは、自分の人生の時間を気ままにセットすることができ、たとえば、自分の5年後をイメージし、その姿の描写を今、体験することができます。
これを私はイメージフォワード法と勝手に称しています。
また過去へとフィードバックことも可能です。
このことは、今という制約を超え、時間と空間を超えることになります。
ポイントは唯一つ。
‥‥だと思うのです。
肯定的・理想的な明るい未来像・イメージを描くことです。
これを短期時間のセットで活用しているのが、プロのトレーナーです。
私の知り合いの研修講師が、プロのアスリートのイメージトレーナ―でもありました。
イメージトレーニングは本試合を前提としてものが基本です。
将来を見つめたイメージフィード法は時間のスパンは、3年後、5年後、10年後を基本的に設定します。
孤独感や疎外感は、“繋がり”を体感することで、超越できると思うのです。
逆に言えば、孤独感や疎外感にひたる時、私たちは、深くて暗い闇夜に導かれているのです。
恐らく、この闇夜は、自分自身で自立して抜け出すしかないのです。
“孤独感”は、世代に関係なく、先にも述べたように、また、国内外を問わず、社会問題化しています。
望ましい形で、今、個々人が取り組むべき喫緊のライフ課題は、孤立化から個立化であり、その方法として瞑想法の1つとえてシメージ法をお勧めした次第です。
最後まで延々とお付き合い頂き、ありがとうございました。