人生100年時代を幸せに生きよう! ライフコーチ&カウンセラーの徒然日記

ライフコーチ&カウンせラーの現場から人生100年の人生の生き方、生きがい、対応力、不安、悩みについて情報をお伝えします。

ホスティックライフプラン─広島の講演会で小学生の恩師に出合えたこと─

こんにちは。

高畑吉宏です。

今は朝の5時です。

本当はおはようございます。というべきですね。

朝活でこの記事を書いています。

 

さて、

以前、広島県の担当者が上京され、広島市福山市

の両市において「ライフプラン」の講演会を開催の

企画の提案をするよう求められました。

 

そこで私は、私が前座を務め、中座に地元銀行の

ファイナンシャルのプランナーにバトンタッチしてもらい、

最後に元宝塚の女優(越路吹雪さんの相手役だった)で

大先輩を最後に登場してもらう企画を立てました。

(宝)塚ファンならわかる人です。

 

さて、実際に講演が始まることになりました。

会場は約1,000名の受講者であふれていました。

 

無事、講演が終わった後、講師控え室で待機していると、

担当者が私にこういうのです。

「おばあさんが会いたがっているんですが……」

 

な、なんと

その人は、私が小学生1年と2年生間の担任の

慈愛あふれる谷岡一枝先生でした。

 

「おばあちゃんじゃぁありません。私の恩師です」

と言いたかったです。

 

時間の取れなったので、話ができたのは正味5~6分程度でした。

谷岡先生と私は手を取りながら、談笑しました。

こころに遺る人生の1頁でした。

 

後にも先にも、これほどうれしかったことはありませんでした。

 

そして

福山市の講演会を終え、新幹線で帰路に向かいました。

 

宝塚出身の彼女とご一緒です。

「○○さん。普通車でゴメンね」と私。

車中の4,5時間はずっとお話に花が咲きました。

すると随分後輩になる私にかいがいしく気を使ってくれること

が分かりました。

「高畑君、疲れていない?」

「お腹減っていない? なにか食べる?」

「何か飲む?」

といった塩梅です。

当時は社内サービスがありました。

 

ただし、彼女の考え方は、女性は、男性に従うべきといった

道徳観が強いため、

女性の社会進出が叫ばれていた折、社会的背景を考慮すると、

彼女は講演会には起用出来ない、とも思いました。

うまく表現できないのですが、「日本婦道記」の鑑(かがみ)

となるようなご意見の持ち主なのです。

 

と同時にトレーニングの厳しさで知られる宝塚の教育

に関心を抱きました。

 

さて、

この両市のこれら一連の講演会で、

最後に参加者全員に目をつむってもらい、

サムエル・ウルマンの「青春とは」を朗読しました。

 

講演後、1人の女性の参加者が希望していたため、手元にある詩の

テキストを差し上げました。

長くなりますが、以下に、その詩を掲げ、終稿とします。

 

「青春とは人生のある期間を言うのではなく、 心のもち方を言う。

 薔薇の面差し、紅の唇、しなやかな手足ではなく、

たくましい意志、豊かな想像力、燃える情熱をさす。

青春とは人生の深い泉の清新さを言う。

 

青春とは臆病さを退ける勇気、 安きにつく気持ちを振り捨てる

冒険心を意味する。

ときには、20歳の青年よりも60歳の人に青春がある。

年を重ねただけで人は老いない。

理想を失う時に初めて老いる。

歳月は皮膚にしわを増すが、 熱情は、失えば心はしぼむ。

苦悶や・恐怖・失望により気力は地に這い精神は芥にある。

 

60歳であろうと16歳であろうと人の胸には、

脅威に魅かれる心、おさな児のような未知への探究心、

人生への興味の歓喜がある。

君にも吾にも見えざる駅逓が心にある。

人から神から美・希望・喜び・勇気・力の霊感を受ける

限り君は若い。

 

霊感が絶え、精神が皮肉の雪におおわれ、

悲嘆の氷に閉ざされるとき、 20歳であろうと人は老いる。

頭を高く上げ希望の波をとらえる限り、

80歳であろうと人は青春にして已む。」

岡田義夫さんの訳詩です。