人生100年時代を幸せに生きよう! ライフコーチ&カウンセラーの徒然日記

ライフコーチ&カウンせラーの現場から人生100年の人生の生き方、生きがい、対応力、不安、悩みについて情報をお伝えします。

人生の旅人としての瞑想法の勧め

こんにちは。高畑吉宏です。

 

1.はじめに ─人生の旅人へのいざない─

人生100年時代とは、ロンドン・ビジネス・スクール教授のリンダ・グラットンとアンドリュー・スコットが『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社)で提唱した言葉です。

 

その中にエクスプローラというキー概念があります。

エクスプローラーとは、探検者の意味です。

この本来の意味は、周囲の世界を探査し、そこに何があり、その世界がどのように動いているか、そして自分が何をすることを好み、なにが得意かを発見していくものだと言います。

分かりやすく述べると、日本国という今の日常生活を離れ、異文化体験を積むことですネ。

 

ただし、多くのシニア層にとっては、このような体験をすることは、現実的ではありません。

増してや新型ウィルスの世界的な流行(パンデミック)とわが国の実態を考えてみても、とてもムリな状況です。

 

そこで自分の人生の内的探検者として、旅を続けるという側面から考えてみたいと思うのです。

このように広義の視座からとらえると、内的体験の旅と、外的体験があることに気づきます。

今回は、私たちの幸せづくり戦略として、まずは内的体験の旅の提案をしたいと思います。

 

すでにお分かりのように、探検者は好奇心にあふれ、未知なるものを体験はしたいと希う人たちです。

このことが第一義的な願望に支えられている人たちです。

未知なるもの、不思議なもの、非日常なものを経験したい人たちです。

 

まずは自己省察の問いとして、

・あなたの興味は何ですか?

・あなたが極めたいものは何ですか?

・あることに関心を抱くとワクワクするものは何ですか?

 

このような感覚を抱き、追求していくことが人生の旅人へのいざないとなります。

 

2.人生の旅人となるメリットとは

 まず人生の旅人になるメリットから話すと、

  • 自分の活力資産となること。
  • ボケや認知症の生活習慣予防になること。
  • 自己活性化になること。
  • 仲間づくりができること、などです。

 

3.人生の旅人となる方法 ─私見

 ここでは先に述べたように、“内的体験者”に関して述べます。

その1つは、孤独時間を有効に活かす読書です。読書についての説明は改めて述べることとしてここでは割愛します。

 

次は、内的体験を積むための具体的な方法は、①瞑想法、②イメージ法、③視覚化法、④各種修行法等です。

 

瞑想法について言えば、とても違和感がある方も多いでしょうが、大手の大企業が採り入れているものです。

INTEL,GOOGLE,FACEBOOK等の大企業が瞑想法を採り入れている時代です。

 

これらの大企業が、瞑想法を採り入れたのは、もともとは生産性の向上にありました。

とうのも、うつ病の発生者は、30人に1人の平均ですが、IT企業に限ると、10人に1人だそうです。

生産性を考えると,ゆゆしき現実・実態です。

 

これらの企業が採り入れた瞑想法は、マインドフルネス瞑想法という瞑想法でした

 

マインドフルネス瞑想は、もともと仏教に由来するものですが、宗教色を排してまとめ上げられた瞑想法です。

上記の会社の中では、勤務中でも自分の好きな時間に45分間、瞑想していいという会社もあります。

このように今では瞑想法は、格別、モノ新しいものではありません。

 

4.瞑想の効果とわが国の歴史の一端

瞑想の効果として、以下の7つのことが挙げられています。

  • 疲労が回復すること。
  • ストレスを貯めないでいられること。
  • 集中力が高まる。
  • 平常心が保てること。
  • イデアが浮かびやすくなること。
  • 人間関係が良くなること。
  • 直観力が高まり、運が良くなること。

 

実はわが国でも、このような研究が始まったのは、かなり以前のことでした。その一端は、

ソニーの創業者の故井深大氏の次の言葉でした。

「病気にならない身体をこしらえるための研究をせよ」

これにより、生命情報研究所を設立。自らが所長を務められました。

『幼稚園では遅すぎる』の著書でも知られていました。

胎児・幼児教育の恩恵を被った方も多いのではないでしょうか?

井深大氏の理念は、西洋医学東洋医学とは別に第3の医学としての代替療法の医学を模索し、代々の“負”の遺産を遺すことなく、後世の人々が幸せに生きることを目指したものであったようです。

 

脳科学者の茂木健一郎氏もソニーと深い関係です。

また多くのスピリチュアリティの健筆家で知られる天外伺朗氏もソニーの出身者です。※好みは別として。

偶然かも知れませんが、モンロー研究所の日本の総代理店の坂本政道もソニーの出身者です。

 

話が少しズレている感はありますが、井深大氏のDNAを引き継ぎ、チャクラ瞑想や、瞑想法を研究し、多くの専門家を創出している方もいらっしゃるのです。

 

5.まとめ

瞑想と言うと違和感をまだ違和感を覚えてしまう人も多いかも知れません。また多くの方は宗教的であると思われるかも知れません。

それらを払拭し、自己省察を深めるのがマインドフルネス瞑想でした。

まずは、瞑想法を日常生活に採り入れ、豊かな活力資産を築いて行こうではありませんか。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。