人生100年時代を幸せに生きよう! ライフコーチ&カウンセラーの徒然日記

ライフコーチ&カウンせラーの現場から人生100年の人生の生き方、生きがい、対応力、不安、悩みについて情報をお伝えします。

若々しい頭脳を保つためには   

こんにちは。高畑吉宏です。

 

1.はじめに

ボケや脳の退化を防ぎ、若々しい頭脳を保つためには、仲間づくりや友人・知人との親交が欠かせません。

前稿で述べたように、新しいことにチャレンジし、その成果を発表することなどで、その最終の段階では社会的交渉と問題解決とのスキルが求められてきます。

 

そこで問われるのは、コミュニケーション力です。

 

加齢の弊害として一般に指摘されるのは、加齢と共に、

①話がくどくなる。

②怒りっぽくなる。

③同じ話を繰り返す。

④人の話をよく聞かなくなる。

⑤自己中心的な話が多くなる。

⑥昔の手柄話が多くなる。

⑥視野が狭くなる。

といったなどといった点です。

 

本稿ではこれらの点を明らかにしていき、解決への道標を提案するのが目的です。

ご参考になればうれしいです。

 

2.加齢とコミュニケーションの実態を知ろう!

 

これらのうちの幾つかは、そもそもの自分のコミュニケーション力に根本的な課題を抱えている場合もあります。

そのことが年齢と共に増幅してしまうことに問題があります

 

嫁・姑になると話は深刻なケースに発展することが多々ありますが、ここでは割愛します。

 

ヒトは、基本的には人の話を聞くよりも、聴いてもらいたい生き物です。

よって「話し上手な人よりも「聴き上手な人」を,目指しましょう!

「聞き上手な人」が人に嫌われることは、まずありえません。

 

そこで良好な人間関係を創り上げるためには、話すことの前に「聴く力」を養っていくことが大切な課題となります。

 

普段の会話の多くは、その人の話すテーマ全体に耳を傾けて聞いているようですが、果たして??


その事実は、その話の全体の中で、ある部分は無意識的に無視・軽視したり、ある部分には自分の価値観や解釈を加えて聞いたり、自分の興味のある部分を取り上げて聞いているケースがほとんどです。

 

このような際、場合によっては、こちらが話しているにも関わらず、途中で介入し、自分の意見を述べて会話をさえぎってくる人も多々居ます。

 

私の身近に居る親戚のとても優しい女性が、ここのところ、加齢とともにその傾向が見られ、とても残念です。

 

3.解決への導き -スキル編─

 

まずは、自分のコミュニケーションのあり方をセルフチェックしてみましょう。

□相手の話を虚心坦懐に聴いていますか?

□話を自分の価値観・解釈に基づいて聞いていませんか?
□相手の話を途中でさえぎってしまうことはありませんか?

□会話はスムースにいくほうですか?

 

 

4.解決への導き ─マインド編-

 

相手への誠実な関心を持って話を聴いたり、接したりすること。

「愛とは想像力」と言った人がいました。この意味は、逆に言えば「想像力の欠如」は愛に欠けることになりますね。

たとえば、電話やline等の言葉や文字のやり取りでも言えることですが、相手が今、なぜ連絡してきたのはなぜか、その背景状況等にも、想像力を働かせることを意味していると言えるでしょう。

 

5.もっと発展的な解決への導き

 

これまで述べてきたように、自分自身がチャレンジ目標を持ち続けるという学びの姿勢をもつことです。

この姿勢は、インプット(学習段階)からアウトプット(社会的交渉段階)によって成り立ちます。

社会的交渉場面は、様々な人間関係とのつながりや問題解決へのスキルを必要とします。

 

よってこのレベルでは、前向きな脳力開発をもたらします。

私たちシニア層の男性の多くは、とかく過去の現役時代の性格や、行動パターンから抜け出せない場合が多いものです。

 

これをリ・クリエイトをしていくのが、この学びの構造です。

このような姿勢ですと、会話の話題も絶えず進化・発展して新鮮なものになっていくはずです。

 

6.まとめ

 

多くのシニアの方々の不安や恐れに物忘れ、ボケ、認知症があります。

普段の生活習慣において、使わない心身の機能は、自然萎縮・退化していくようです。

寝っきりでいると、歩行にリハビリが必要なように‥‥。

活力資産とは「人に幸福感をもたらし、やる気をかき立てる資産。具体的には、肉体的・精神的健康や、友人や家族との良好な関係を保ち、明晰で健康な脳を保つこと」でしたね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。