認知症を防ぐために若々しい頭脳を保つためには
こんにちは。高畑吉宏です。
1.はじめに
多くのシニア層にとって、明晰な頭脳を保つことに多くの不安があります。
逆に言えば、物忘れや認知症への恐れでもあります。
この不安を解消するために、お伝えしたいことは2つです。
加齢や生活習慣によって、使わない筋肉や脳活動や萎縮化します。長期の入院や運動不足によって身体機能が退行萎縮するのが良い例ですね。
1.自分の得意分野にチャレンジすること。
ボケになるのを恐れて何かしようと思い、脳トレを始めてみたりする人もいらっしゃるようです。
以前、タクシーに乗った時、40歳後半という運転手が、最近、物忘れがひどく、脳トレを始めたと言います。
「40歳後半で認知症?」「若ボケ?」と思いつつ、
運転手の方の話を聞きながら、彼よりも、もっと年上の私は聞き役となりました。
脳トレのゲーム機器ソフトが物忘れに本当に役立つかは、私自身は今もって分かりません。
が、「社会的交渉+問題解決」という生涯学習脳の維持・発展していく上では、別の見方があります。
新しいことを学び続け、新しいことにチャレンジし、続けて脳をイキイキと活性化させていくことです。
ここで言うチャレンジ目標というのは、自分の現状目標を100%としたら、120%の目標設定が望ましいとされます。可能な限り何とか無理でも到達できるのでないかというぎりぎりの目標設定レベルになります。
そして、インプットしたものをアウトプットする〝場と機会”得ることでないかと思われます。このことが問題解決へと進む段階です。
その1つが創作活動です。
分かりやすく述べると、
私が学びたいものに川柳があります。
俳句も川柳も創作活動です。
一人前に創作することができるレベルに到達することが目標となります。
作家の佐藤愛子さんや瀬戸内寂聴さんも100歳近いですが、未だに創作活動をされています。
このお二人の女史のような大作家ならずとも文章や日記を書き続けるのも立派な創作活動です。
そして、できれば、社会的(交渉)の場において、自分の作品を発表し、さらなるレベルアップ化を図ること(=このことがインプットからアウトプットへの段階、社会的交渉)になります。
残念ながら、今のコロナ禍にあっては、多くの分野で,学ぶ機会は有っても、事後のフォロー体制が少なくなっています。
資格取得の講座等を除いて、学び直し(リカレント教育)に必要なことがますます求められる現在では、そのための機会がないと、学んだことを活かし、社会的な交流の場から研鑽を図っていく場がありません。
このコロナ禍にあって、リアルの集会が困難である限り、事実上、オンラインでの参加になると思います。
私が探した限り、川柳に関しては、そこまで対応している講座は、今のところ見当たりません。
3.簡単にできる認知の衰えの確認方法
次に自分の認知の衰えを簡単に確認できる方法をお伝えしたいと思います。
とても簡単な方法です。
それは、数字の100から順々に7を暗算で引いていく方法です。
たとえば、頭の中で、100-7=93、93-7=86‥‥といった具合です。
確か、爆笑問題の太田さんは、引き算ができないとテレビ言っていました。
暗算ができなく、引き算が苦手な人もいると聞いて私は、ある意味、安心しました。
というのも、私は暗算も苦手で、引き算も苦手だからです。
このことが小学校の頃の成績が中の下だったことからも分かります。
以前にご紹介した若宮文子さんのように、60歳でパソコンを始めて、75歳でピアノを始め、80歳でプログラミングを開始。アップル社から、エクセルアーツの開発でアップル社のCEOから招聘された理系女もいます。
このようなことは、数学脳をもっていなければ、とても無理です。
4.まとめ
自分が右脳型人間か、左脳型人間なのかを知った上で、それらを勘案して、自分に見合ったチャレンジ目標を決めて、脳トレーニングを始めてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。