人生100年時代を幸せに生きよう! ライフコーチ&カウンセラーの徒然日記

ライフコーチ&カウンせラーの現場から人生100年の人生の生き方、生きがい、対応力、不安、悩みについて情報をお伝えします。

人生100時代の社会人基礎力のライフデザイン化

こんにちは。高畑吉宏です。

 

前々回では、人生100年時代に求められる非認知力、そして前回、社会人基礎力について取り上げました。

 

各々、求められている項目がありますが、主体性、チームワーク力、自己コントロール力、その背景としてストレスコントロール力が共通する1つのキー概念として浮かんできます。

 

これらについては後稿で述べることにします。

 

これらの項目は、人生100年時代には幼少期から学校生活、仕事生活、長寿の恩恵にあずかる定年後のシニアも必要な項目と言われています。

 

年代はともあれ、これらを目標とする場合、目的と目標の違いを明らかにしておく必要を改めて学び直してみる必要がありますネ。

 

さらに、これからの自分力を養っていく上では、従来の

IQ(知能指数)に加えて心の指数と言われるEQ(Emotional IntelligencQuotient)を育てていく必要性が高まってきていると言えるでしょう。

これらを基本項目(ベース)として各々がライフデザインを見直してみる必要がありそうです。

 

それを明らかにするのが今回のテーマです。

 

一般的には目的は最終的に成し遂げようと目指す到達点を意味し、目標は、目的を達成するために設けた具体的な手段とされています。

 

目標は幾つかの手段でありますが、その手段が目的化されてしまうケースがあまりにも多いようです。これを私は手段の目的化と呼んでいます。

 

一流大学を目指すのも、目的ではなく目標です。今の学生には余りないかも知れませんが、大学に入ったら、これまでの猛勉強から解放され、5月危機と燃え尽きてしまい、遊びに走る学生が多い時代もありました。

 

立派な社会人として自分の居場所、やりがいのある仕事に就くことが目的です。

 

ところが、会社に入っても現実にそこでの満足感が得られない場合も多々あり得ます。

 

また、現在では企業の短命化、商品の短命化時代では母船が危機に瀕する場合もあり得ます。

 

さらにマルチステージ化によって、どのようなビジネス・パーソンの人たちにとっても、 変身資産といわれる人生の途中で変化への柔軟な対応により、新しいステージへの移行を成功させる意思と能力が求められていると思います。

 

ここで、ビジネス・パーソンは、新たな目的をリセットする柔軟性が求められてきていると思われます。

 

やがて中年期(40歳~50歳頃)になると、ミドルエイジクライシスに逢着ずることにもなりかねませんし、子どもが親離れしていくと、

母親を始めとする空の巣症候群に陥ってしまう場合もあり得ます。

 

夫婦が二人きりになってお互い見つめ合う時間が多くなる時期です。

 

夫婦や家族ののライフスタイルもしなやかな変身の能力をお互いに築いて共に円熟していくことが求められます。

 

話を戻すと、

分野によっては、今、有している知識等が学び続けないと

15%しか通じないとも言われています。

また別に後稿で触れますが、リンダ・グラットン氏&アンドリュー・スコット氏が、著書「LIFE SHIFT(ライフシフトント』でのリカレントという言葉がキーワードの1つになっています。

 

色々な物的投資がありますが、自己への投資がより一層求められてきていると思います。

これからは自己投資の時代でしょう。

 

自己成長の方法の証の1つとして

もっとも適切な方法の1つとしては、3年間、5年間、10年間を1つの区切りとして「日記帳」を付けることをお勧めしたいです。

人生100年時代においては、さすが10年は長すぎる期間なのですが、大目標としては視野に置いておくことも大切なポイントなのではないでしょうか。

 

ここで強調したいのは「書く」という作業です。

 

私事で恐縮ですが、

父はこまめな達筆家であり、「3年間の日記」を毎日書いていました。とりとめないことを踏まえて……。

帰省すると、横に3年分の日記が併記されるので、それを見ながら、よく会話を楽しんだものです。

 

現在は便利になったものの、漢字が書けなくなる傾向が増しています。とっさに漢字が頭に浮かばなくなったりします。

私も例外ではありません。

 

同様に5年間の日記帳、10年間の日記帳も販売されていますので、ご自分の好みやライフスタイルに応じて選ばれるもの一考に値するのでないでしょうか?

 

さて、このようにして、人生100年時代においては、今の自分の現況と属性等を把握し、現状把握から活力資産(=人に幸福感をもたらし、やる気をかき立てる資産。肉体的・精神的健康や、友人や家族との良好な関係造り)と有形資産の計画造りをされてみてはいかがでしょうか?

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。