幸せライフづくりため〝老活”の勧め
こんにちは。高畑吉宏です。
本稿では、人生100時代のライフデザインの創り方の中でキーポイントとなるマルチステージ化と老活を取り上げたいと思います。
マルチステージと言っても、横文字でピンとこないですね。
それを私流に紐解くことと、それに伴うシニア世代の〝老活”の勧めが本稿の狙いです。
英語のマルチとは、「多い~、多くの~、多数の~、さまざまの~、多様な~、多数倍の~」意味ですから、様々な人生舞台を迎えるという意味合いになることを表していますね。
シニア世代に焦点を当てますと、
教育期―仕事期―引退期の3つのステージが、人生100時代には、変わっていく現状になってきています。
多くのシニア世代が現役の頃は、一社に一生懸命に働いて60歳または65歳で定年を無事迎えれば、悠々自適な人生が約束されていました。
いわば“余生”でもあったのです。
ところが今、時代の背景が平均寿命の延伸化によって多く変り、多くのシニアに求められている(きている)ことは、
健康寿命の延伸化と、それに伴うアクティブ・シニアの健康な幸せライフを保つことと、出来る限り、社会参加(仕事やボランティア活動)をすることが大切な時代になってきます。
そのためには1つ目は
デジタル化が進展していく環境に対応していくことが求められてきます。
1つ例を挙げると、
私は法人格を持っていますが、税務関係は苦手なので専門の税理士顧問契約を結んでいます。
社会保険関係は、自分で実務対応しなくてはならないので、自分で実務を執り行っています。
先に届いた書類を見ると「デジタル申請は2020年4月から義務化されています」と‥‥。
そのためには、法務局に出向いて、登録している代表印を入手しなくてはなりません。
結構、手数の掛かるものでした。
また今回の国勢調査は、個人が記入する方法とパソコンでの申請の方法の2択でしたが、恐らく多くの方が、パソコンでの申請ではなかったのではないでしょうか。
かくして他の多くの分野でデジタル化が進展しています。文字を手書きで申請する方式は、その他少数から、やがてその他一人になり兼ねません。
諸調査では、シニア世代で学びたい事は、インターネットがトップになっています。
私自身、格別、インターネットとパソコンスキルが高いわけでもありませんので、日々学んでいます。
もし、あなた周囲にシニア世代でパソコンに苦手な人がいらっしゃったら、やさしく教えてあげてくださいネ。
あくまで世代論からの見方ですが、団塊の世代とそれ以前
の世代から65歳位までは、パソコンが苦手な人がいらっしゃるのでないかと思われます。
この世代は、ワープロの世代でもありました。また会社で偉い人だった方は、部下や秘書が文案を作成し、承認印を押す立場でもありました。
私の友人で約2名。パソコンやSNSに苦手な知人が居ます。そのうち一人は、パソコンを捨てたままとのこと。
もう一人は女性で、最近、ガラケイを止めて、スマホに切り替えましたが、パソコンは眠ったままだそうです。
まずは初心者マークでいいのでデジタル力を磨きましょう!
これらを前提に本題になります。
マルチステージ化は、シニア層にとって、老活と言われるライフスタイルとして表れています。
「おいかつ」または「ろいかつ」と呼ばれているものです。
ただし、私自身は、この呼び名は好きではありません。
いい呼び方はないものかと‥‥。
シニアパワーを全開させ、アクティブ・シニアとして現役を続ける新たなライフデザインを描くものです。
では、いつから老活を始めたら、いいのかという事にもなりますが、人によっては40歳代からという人も居れば、50歳から、という人も居るようです。
これは老後の資産形成を含めているからです。
だとすると、私の場合、残念ながら対象外となります。
要は、気が付いたら、始めることが一番大事だと思うのです。
「思いたったら吉日」
そのためには、時間の管理と決意が必要ではないでしょうか。
「今日は残された人生の最初の日である」という自覚をもって1日たりとも、無為に終わることのないように生き切、老活することが大切なのではないでしょうか。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。