ホリスティックライフプランの基本情報(2) ―スピリチュアリティを高めようー
こんにちは。
北條吉宏です。
今回は、前回のテーマの続きです。
ホリスティックライフプランなライフプランを考える上で、スピリチュアリティを考え、スピリチュアリティを高めようというテーマです。
これからのお話は、デヴィット・R・ホーキンズ、エハンデラヴィ著『パワーかフォースか』(三五館)を紹介して、それを元にお話ししたいと思います。
デヴィット・R・ホーキンズ、エハンデラヴィ両氏は、人間には目に見えないあらゆることを
数値化することに成功したといわれています。
一番下の嫌悪からスタートし、Self(大いなる自己=悟りに至るまで、16段階までを紹介しています(109頁)。
ここで取り上げたいのは、私たち日本人の意識レベルです。
詳細は本書を読んで頂くとして、人類の平均値が203に対して、日本人の平均値は、620らしいのです。
高いという印象を受けますが、両氏とコンタクト取れない今は、確認しようがありません。
確かに東日本大震災が起きた際、店を襲わない、暴挙がないことを世界のマスコミは驚いての高日本人のマナーの高さ」を指摘していました。
私自身は、新宿のオフィスから当時住んでいた府中まで徒歩で4~5時間かけて深夜に帰宅できたのです。が、その途中でボランティアの方がで水分補給をしてくれているところが2~3カ所ありました。
意識レベルでは、600以上は、愛のレベルです。科学者(学者)が必ず意識レベルが高いとは言えないようです。
ちなみに。マーザーテレサとマハトマ・ガンジーは700で悟りの世界だそうです。
故関英雄博士の「洗心」による、心からなくするものとして左側に、反対にいつも持つ正しい心を右側に記しておきます。
・憎しみ ・強く
・不満 ・明るく
・妬み ・正しく
・疑い ・わが祈り
・迷い ・よろしなからぬ欲
・羨み ・皆仲良く相和する
・心配心 ・感謝の生活
・咎めの心
・怒り
・イライラする心
・不平
・せかせかする心
日本人の数値が高すぎるのが、気にもなりますが、このデータは少し以前のデータですね。
今現在、各個人をはじめ、日本人全体が霊性(スピリチュアリティ)を高めていく基調にあるのでしょうか?
私にはそうは思えません。
戦後の日本は、よくも悪くも、それまで培っていたものを、ことごとく捨ててきました。JHQの戦略は、見事に効を奏し、多くの国民は、それに従い、日本独特の霊性を蝕んできました。
ここで「政治的課題」を述べるつもりはありません。事実を述べたいだけです。
JHQの戦略の中で、3S戦略があります。
1つはスポーツ、2つはセックス、3つはスクリーンです。
これらに大衆に目を向けさせることによって日本的霊性や精神的活力を奪うことにあったのです。
それは見事に力を発揮しました。
昭和時代のヒーローの一人は、力道山です。
力道山が出演するプロレス番組では、白黒テレビの前に、一家がそろい、声を発し手を叩いて応援したものです。中には卒倒する人もいました。
セックス産業は、性風俗産業とも言われ、大衆キャバレーを始めとした、セックス産業です。
この産業は、儲けられたみたいで、キャバレー王としてマスコミに出る経営者もいました。
スクリーンと言えば、映画のことで、日活のポルノが旺盛を極めた時期がありました。
これらは、大衆を愚民化していく戦略だったのです。
今でもその基調は変わっていないと思います。
昭和の戦前・戦後までのことですが、私たちの家庭では、仏壇があり、浄土真宗では院家(いんげ)さんと言われて、母はよく5.5キロはあると思われるお寺の住職の「講和会」に近所の奥さんたちと通ったものです。
霊性を高める機会は、地域文化として根付いていました。
また父は凡人でしたが、毎晩夕食の前には、「正信偈」を必ず唱えていました。
また、この時期には種々の新興宗教が発足し、教勢には勢いがあり、某宗教団体では、地方都市でも500人から1,000人も集めていました。
それというのも、一面から見れば、一般的な人々は、真実を求め、乾いた心を癒したいという欲求があったはずです。
私は、今では個人的にはこれと言った宗教には所属していません。
かつてはさまざまの宗教遍歴があります。
今、現在の日本において、霊性を高めていく必要があると思い、長々とお付き合い頂きました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!