ホリスティックライフプラン ─全的健康観とは─
こんにちは。
相も変わらずの雨天模様です。
いかかがお過ごしでしょうか?
本日は、健康観を問い直してみたいと思います。
繰り返しにもなりますが、大切な点ですので、よろしくお付き合いください。
では早速。
WHOによる健康の定義の見直し案は、「健康とは完全な肉体的、社会的、精神的、スピリチュアル(霊的)および社会的福祉のダイナミックな状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」でしたネ。
さらに、
米国の統合医学の権威のアンドリュー・ワイルによる「健康の定義」は、
「人は世界から孤立分離した状態のままで、全き健康を満喫することはできない。健康とは全体性のことであり、全体性とはつながり-家族・友人・部族・国家・人類・地球とのつながり、また、いかなる超越的な存在であれ、その人が宇宙の創造主だと考える高次の力とのつながりのことである。
と述べています。
また、
日本ホリスティック医学協会の定義では──、 人間を「体・心・気・霊性」等の有機的統合体としてとらえ、社会・自然・宇宙との調和に基づく包括的・全体的な健康観に立脚する。
そして
病気や障害、老い、死といったものを単に否定的にとらえるのではなく、むしろその深い意味に気づき、生と死のプロセスの中でより深い充足感のある自己実現をたえずめざしていく
─としています。
私たちのライフ時間の現実を見つめると
生物的時間:睡眠、食事、入浴
このために必要時間は10時間と言われています。
生物学的な個体維持であり、その健康課題は快食、快眠、快便です。
これがきちんとできていないと、摂食障害、睡眠障害(不眠症)、便秘等さいなまれます。
そして
社会的にも非常に良好な状態であること
“社会的な”とは、①職場、②家庭、③地域、④地域や身のまわりの関係者との交流が課題になります。
“全き健康者”とは、少なくとも、いずれのステージにおいてもダイナミカルに良好な状態にある人といえます。
。
さらに、“ダイナミカル”とは、可変性を意味すると考えられますが、それを規定するものは、①空間軸と②時間軸です。
そして、この両方の軸において“ダイミカルに良好な状態”とは、多少の変動要因があるにしても、基本軸としてブレない心的状態の居場所を意味する、
と考えられます。
今、直面している「人生100年時代のライフライフ課題」
からすると──。
各ライフステージごとの「ライフ課題」をどう超克していくかではないでしょうか?
よって──
現代では、5年ごとの節目意識のラウフイメージを持つことが大切な時代ではないか、と思うのです。
たとえば、
25歳―30歳、31歳―35歳、36歳―40歳、41歳―45歳、46歳―50歳、51歳―60歳、61歳―70歳、71歳―75歳、76歳―80歳、81歳~と言ったように……。
さて本ブログはWHO代替案に準拠していますので、霊性(スピリチュアルティ)について触れておかなければなりません。
霊性とはなんでしょう?
スピリット=魂と理解すると、スピリチュアルなことに対しては──、
キュプラ・ロスや『臨死体験』やそのほかの著書、ワイス博士の『前世療法』同『未来世療法』等等が有名です。
これらは、いずれも科学者の立場から、死後の魂の存在を明らかにした書とし知られています。
ただし、そこまでいかなくても、
閉鎖系ではなく開放系でとらえてみると、人間対自然、資源と人間、核開発と人類、約1,2割の飽食人種と7,8割の飢餓人口など、人類破滅の危機や無関心が、同時進行しているのが現代でもあります。
本当は、これらへの配慮の欠如は、無関心ということに尽き、全体への配慮なくして、個々の幸せはない、といえるかも知れません。
マザー・テレサは、どんなに社会的な地位、財産、名声を得たとしても、魂が活き活きしないHaveは、健康度からして??であると述べています。
どんな不安や悩みも、そしてHaveも死への恐怖には勝てないと言われてい
す。
これらの人にとって死は、全否定される出来事だからです。
自己の存在そのものを全否定してしまう なのからです。
本日はお硬いお話で失礼いたしました!