人生100年時代を幸せに生きよう! ライフコーチ&カウンセラーの徒然日記

ライフコーチ&カウンせラーの現場から人生100年の人生の生き方、生きがい、対応力、不安、悩みについて情報をお伝えします。

私たちが持つ健康のイメージ ─その成長過程─

こんにちは。

高畑吉宏です。

 

1.今、あなたは健康ですか?

「元気ですか?」、「今、健康ですか?」と問われたら、あなたは、どうお答えなるでしょうか?

「まぁ ぼちぼちですョ」と半分、はぐらかせてお答えになる方が多いのではないでしょうか?

多分、私もそう答えると思います。(相手にもよりますけど…)

その1つの理由は、入院している場合を除いて、中高齢者ならば、基礎疾患(高血圧、高血糖、高コレストロール値)等々により、薬剤を常用していたりしますし、またコロナ禍で運動不足や、家庭でのリモートワーク疲れもある人もいらっしゃることでしょう。

よって「ぼちぼち」としか答えられないのかも知れませんね。

もう一つは、今は元気(それなり健康)だけど、これから先はどうなるか分からないという将来の健康不安があります。

事実、将来不安について言えば、「お金のこと」がトップの調査が多いのですが認知症」への不安を加算すると、心身の健康不安がトップになることとなります。

さて私は、かつてはメンタルヘルス研修で、今はカウンセリングやコーチングで、最初に、まず─、

「あなたの元気度は(10段階で)、どれくらい?」よく質問します。

これは数値することによって、クライアントの今の状態を共有化しやすいからなのです。

もし、クライアントがカウンセリングの終了後、同一の数値ならば、カウンセリング料は、返金しなくてはなりません。

今回は私たちの健康観について触れたいと思います。

 

2.健康ということ

私の健康観から言えば、WHOの代替案に健康観に準じておりますので、本ブログをお読みの方への、この説明は、ちょっとばかり説明の手順化と段取りが必要と思っております。ご容赦ください。

まずはよく知られている、心理学者アブラハム・マズローの欲求五段階説から、説明してみましょう。

 

マズローの欲求5段階説を使って自己分析「自分は何を満たしたいのか」 | 自分らしく、楽しく。

 

マズローは、フロイトと違って病因モデルから脱して健康な人を探求し、ヒューマンポテンシャル運動(人間性回復運動)に貢献した心理学者として知られています。

では一番下層のから順に、簡単に説明します。

 

1.生理的欲求:とは食欲、睡眠欲、性欲といった欲求が満たされることを言います。生理的欲求が満たされると次の欲求へと進んできます。

 

2.安全の欲求:いくら生理的欲求が満たされても、身に危険があったり、生活が脅かされたりするのでは安心・安全とは言えませんネ。警察が必要なのはそのためです。

 

3.社会的欲求:別名「愛と所属の欲求」とも言われています。私たち人間は「社会的動物」と言われるように、集団に所属し、そこで認められたい、という欲求を持つことになります。

 

4.承認欲求: 自分の価値を認められたいという欲求です。会社で働いてして、早く管理者になりたい、というのも承認欲求の表われと言えるでしょう。

 

5.自己実現の欲求:自分のもつ能力を最大限発揮して自己を実現したいという欲求です。

 

3.マズローの欲求ご段階説について

マズローは低次の欲求が満たされないと次段階の欲求に向えないという感覚でとらえられるケースがあるようですが、あくまでも、「段階性」ととらえておくことが大切です。

 

②日本は先進国で「文化的最低限度の生活」は憲法で保障されていますから、安全の欲求レベルは基本的に守られているとも言える訳です。※コロナ禍の現状は今は除くとして。

 

承認欲求は課題が多いのも現実です。「人に好かれたい」、「嫌われたくない」ということで、悩む人は実に多く、その相談に乗るケースも増えています。とりわけ日本は同調圧力が強い社会であるため、「人に嫌われたくない」という感覚で自分自身の「らしさ」を見失うことが多々あるのです。

芸能人の自殺や薬物中毒に象徴的に見られるように、アーティストとして名をはせた外からは「自己実現」をしていると思われる人たちも内なる自己は葛藤に満ちている人たちも存在していること。

※私がホリスティックライフコーチを自称しているは、ここいらの辺にあります。

 

4.まとめとこれからの課題

以上、マズローの欲求五段階説を簡単にまとめました。

最近は知られるようになりましたが、実はマズローは後年、自己実現の次段階として「自己超越の欲求」という概念を提案しました。

このことと、WHO(世界保健機関)の健康の代替案(身体、精神、社会、霊性)の健康要因とも結びつくものと思っています。

 

では次回にお会いできればうれしいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。