コロナ禍の私たちの日常生活のあり方 -米国の免疫学者の回答からー
こんにちは。高畑吉宏です。
今回は趣を変えて、ウィズコロナとアフターコロナの時代について、触れてみたいと思います。
というのも、人生100時代において、コロナ禍とアフターコロナの時代に生きる生活を余儀なくされる可能性があるからです。
もし、アフターコロナの時代が長く続くとなると、私たちのライフスタイルが変わらざるを得ません。
とは言え、私はコロナの専門家ではありませんし、テレビのコロナの報道やバラエティ番組に首たけになっている者でもありません。
よって以下は、私が受け取っている「会社四季報」で知られる東洋経済社からのレポートを概説したものです。
出典は、(執筆:Margot Sanger-Katz記者、Claire Cain Miller記者、Quoctrung Bui記者)
(C)2020 The New York Times News Servicesです。
アメリカの免疫学者、700人から回答を得た結果です。
それによると、専門家の多くは新型コロナのワクチンの接種が終わるまでは、以前の日常生活が戻るとは考えていないとのこと。
では元の生活に完全に戻るにはが、課題となりますが、大多数の免疫学者は、安心、安全な日常生活に戻るには、1年かそれ以上かかると言う。
ただ、不確定要素、すなわち、①ウィルスの変異、②免疫の持続期間、③ワクチン配布の障害、④ワクチン接種を拒否する人々の動向があると指摘。
事実、この調査機関(2020年11月19日~12月2日)以降、英国でコロナウィルスの変異種が発見され、今、各国はその対策に追われてきています。
わが国でも現在、その水際対策に追われていますよネ。
別の調査では、ワクチンの接種が始められても、「すぐにも受けたい」という回答は、あまり多くなく、「様子をみてから」という回答が多いのを見たことがあります。
注目すべきは、免疫学者の全員が、「この1カ月でスポーツ・演劇・コンサートの会場に足を運んだり、よく知らないb人と会ったり、結婚式や葬式に参列したりしたことがある」と回答をした専門家は、皆無に近かったという報告です。
また冬の「祝い事」はしないで家族だけで過ごすと追う回答は4分の3でした。
おしなべて言えることは、回答された700人のアメリカの免疫学者は、アメリカの一般国民の方々よりも、厳しい自己管理をされているのだという印象を受けました。
コロナ問題に振り回されっぱなしだった今年ですが、わが国は、来年、東京オリンピック・パラリンピックを開催を控えています。
師走の15日に、その中でひとつの世論調査結果が報じられました。今月11~13日にNHKが全国の電話調査したものです
その結果は、「開催すべき」が27%、「中止すべき」が32%、「さらに延期すべき」31%。僅差ですが、「中止すべき」が一番多く、「さらに延期すべき」と足すと62%の人が、来年のオリンピック開催に否定的だったということになっているとのこと。
あなたのご意見はどうですか?
私の意見は、以上を踏まえてご賢察くださいネ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。