シニア世代&準シニア世代のためのホリスティックライフプラン
コロナ離婚?
こんにちは。
小雨が降っていますが、このところ朝夕が肌寒くなりました。
お元気ですか。
朝活で本稿を書いています。
高畑吉宏です。
以前、ウィズコロナ禍の調査結果についてシェアしました。
その中に「家族との会話が増えた」という数値結果がありました。
でもことは単純でもないようです。
その会話の中身に問題があるからです。
ウィズコロナ禍にあって離婚を考えたことがある、
という実態があるからです。
その生の声の一部には夫が在宅勤務になり、家に居る時間が増えたにも関わらず、子育てや家事を手伝ってくれないことや、経済的な理由で夫婦の喧嘩が増えた等による夫婦の不和が生じているようです。
ある調査結果だと、コロナ禍で離婚を考えたことがあるという
人100名を対象に調査したところ、実際に離婚した人は
5%という結果でした。
色々、“生の声”を拾い上げると、今まで保たれていた夫婦の
距離感が濃密になったことが夫婦の不和や離婚願望に繫がっていると
一因になっているのです。
ここで話を飛躍させます。
私は、人には「家庭形成能力」が高い人と低い人があると以前
から思っています。
家庭形成能力が低い人は、結婚生活を豊かにしていくためには
家庭形成能力を高めなければなりません。
この私の造語でる家庭形成能力とは、
・異文化適応力
・柔軟性
・他者を受け入れる(謙虚な)姿勢等
といったような能力です。
学歴等とはあまり関係はありません。
異文化というと外国文化への適応というのが本来の主旨ですね。
ある意味、夫婦といえども、元をただせば文化の違った他人です。
これは私の恩師のコトバでもあります。
この①~③が欠けると、箸の上げ下ろしから、丼鍋をどこから手を付けるかにいったって相手の習性が気になり、嫌気がさし、
ささいなことから夫婦喧嘩になります。
よって、
異文化適応能力を発揮しないで、自分のスタイルを貫き、一生独身を貫く人も多くなりました。
私たちシニア世代が若き頃には、このような選択肢は例外的でした。
言い難いですが、地方では「いかず後家」とか「出戻り」と
揶揄されてもいました。
私も、当時としては晩婚族に入ります。
とはいえ、
異文化との出会いは、自分の経験値を豊かにしてくれることは間違いありません。人生上で学ぶことがたくさんあるからです。
そして、
夫婦を取り巻く家庭環境も段々と変化していきます。
やがて子どもができると、ライフスタイルに変化が生じます。
出産―育児―入園―卒園―入学―卒業へ‥‥と。
やがて子どもは精神的に親離れしてきます。
こうした変化に対しても“柔軟性”が求められてきます。
そのライフスタイル(家庭の変化)の対応は夫婦愛の
形成過程でもあります。
子どもが親離れし、夫婦二人になった際、
「空の巣症候群」に至るケースもあり得ますから……。
コロナ禍にあって、よりよく夫婦関係が円満にいくにはどうしたらいいか
これらの前提を踏まえて、次回の稿では私なりに見解を述べてみたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。