人生100年時代を幸せに生きよう! ライフコーチ&カウンセラーの徒然日記

ライフコーチ&カウンせラーの現場から人生100年の人生の生き方、生きがい、対応力、不安、悩みについて情報をお伝えします。

シニア世代&準シニア世代のためのホリスティックライフプラン

ウィズコロナの時代。家庭生活の充実化を!

 

こんにちは。

高畑吉宏です。

肌寒く感じても不思議ではないですね。

後3日も経てば10月の声を聞くわけですから…。

 

今日は前回の続きです。

それを踏まえて書いています。

夫婦の場合、お付き合いは一日とても長い時間になりますね。

ひょっとしてうんざりされていませんか?

ことに連休等が続いた場合、かなりの時間を共にすることになります。

お互い触れ合いは会話からスタートすることになります。

 

マーザーテレサ

「言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから……」と述べています。

あなたは日々の言葉に気をつけていますか?

 

以下は復習になります。

 

相手(夫または妻)に対して、どのような言葉を発していらっしゃいますか?

「あなたはもう少し、家事を手伝ったらどうなの?」

「お前はいつもがみがみいうんだい」

「(あなた)ゴミ出しぐらいやってよ」

「(あなた)子どもの面倒を少しはみてくれたら、どうなの?」

等と言ってはいませんか?

 

よく考えてみてください。

これらいずれも、相手への注意メッセージです。

あなたメッセージがうまくいくケースは極めて少ないのです。

 

このことは後に譲るとして、

まずその前にどんな相手でも相手の状況を知るのが最初に必要です。

ビジネス用語ではクッション言葉に類に入ります。

相手(妻または夫)がどんな状況にあるのか察するのが

夫婦と言えどもマナーが必要です。

 

それは具体的に、

「(妻または夫に対して)今、(話して)いいかしら?」と尋ねます。

その段階で妻(夫)は、今、頭が働いているや、集中していることからスィッチオフになり、あなた(妻または夫)のメッセージを受け入れる準備態勢が整います。

 

この言葉がないと、いきなり自分の世界に突如、介入者が土足で入ってくるように相手は感じてしまいます。

 

心のノックが必要という訳です。

 

その時、もし、相手がNot-OK状態(感情)であれば、時間を改めましょう!

 

たとえば、

「今、自分は手を離せないのだ」とか

「今はぼんやりしていたのだ」

「この試合を最後まで観たいのだ」

といった場合もあるでしょう。

 

それでは最初に戻ります。

 

あなたに依頼、要望、依頼を求める前に自分自身の最初の第一感情に気づいて欲しいのです。

たとえば、

「ゴミ出しを手伝ってくれると私は助かるわ」

「子どもの宿題を見てくれると(私は)うれしいです」

「買い忘れた○○をコンビニに行ってくれると、(私は)ありがたいです」

これらは自分(私)の第一感情です。

私の深奥にある気持ちの立場の表明です。

 

気を付けてほしいのは、第一感情は、自分でも気が付かない場合

も多いのです。

 

私自身の失敗例では、若き頃、大恋愛を別れた女性がいました。

双方、熱烈に愛し合い、私は修士論文を書けない程、夢中でした。

彼女がデートに遅れた時は、

「どうして30分も待たせたんだい!」とよく言ったものでした。

これは私に第一感情ではありません。

第一感情は、

 

「一分でも早く君に会いたかった。だからずっと待っていたんだ」

でしょう。

その繰り返しで、彼女とは失恋に破局に終わりました。

 

第一感情は、自分の中にある消え去りやすい最初に湧き出す感情です。

それをストレートに、かつまた相手がOK感情の状態にある時、

伝えることで親交的な交流がスタートします。

 

マザーテレサさんがおっしゃるように、それがいつか習慣となり、

より豊かな親密な交流パターンに発展していきます。

 

今、仏教の瞑想法を指導されているKさんとは、

若き頃、交流がありました。※名前は公開できません。

そのKさんは、詩人でもありました。詩人ですからとても

見るからに繊細な神経の持ち主でした。

彼が結婚した相手とは、日々地獄の世界だったと告白されました。

 

そこでKさんは、ある日。

 

自分の妻は観音菩薩であると、完璧にイメージングしたそうです。

すると、その日から妻の態度がすっかり変容したとおっしゃいました。

これは、Kさんの資質に負うところが多いとは思います。

実際に私は彼に聞きました。

「奥さんは本当に観音菩薩様のようなお人ですか?」

「‥‥‥‥」彼はしばし無言でした。

 

だがしかし、ここには私たち凡人が学ぶべき点があります。

人に対する印象は、あなたの価値観、好嫌感などの投影なのです。

自分の心の“投影”から自在な人はほとんどいません。

 

それを一歩譲って、少しでも、自在になるように努めるしかありません。

それは、相手(妻、または夫)の話を「聴くこと」です。

 

「聞くこと」とは違います。

 

誠実に耳を傾けて「聴く」のです。

 

誰しも、心の内では、「聴いて欲しい相手を求めています」

これらが出来ると大抵の場合、夫(妻)は、良き人生のパートナー

になれるはずです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。