シニア世代&準シニア世代のためのホリスティックライフプラン
エネルギー療法を語る前に
こんにちは。
高畑吉宏です。
今回は、エネルギー療法について述べてみようと思います。21世紀はエネルギ一医療の時代と発言する人もいらっしゃいます。
医療分野で整理すると、エネルギー医療は、代替補完医療(CAM)の分野に入り、基本的に自由診療となり、保険の適用はありません。
西洋医学が目覚ましい発展を遂げてきて、私たちに多くの恩恵をもたらしてきていますが、残念ながら、がん、脳血管疾患、心臓疾患は増え続け、これらは、わが国の3大死因となっています。
もし、多くの医学者がこれらの根本原因を突き詰め、医療現場で原因療法を展開していくことができれば、これらの患者は減っていくはずですよね。
でもがん患者は現実に増加の一途をたどっています。
その他にも、難病で苦しんでいる人たちもいることを忘れてはいけません。
アメリカ国立補完統合衛生センター(NCCIH)によれば、約50%に近い人が、代替補完療法を受けことがあるという指摘があります。
西洋医学に見放された人、西洋医学を見限った人が代替補完医療へと向うケースが多いようであります。
ここで話は転じます。
「医学」と「医療」とは異なります。
いくら医学を学んでも、あるいは医学が進んでも、現場の医療は患者を抱え、手術を行ったり、その人の適正にあった処置や場合によっては他の選択肢を提案をしたり、アドバイスも必要です。
「包丁」という言葉はあります。料理に使うあの包丁です。
この言葉は中国のある人の個人名でした。
包丁(さん)は、骨から肉を取り削る際、空間(すきま)が見えたそうです。
よって包丁さんはまったく無駄なくすき間を見て骨と肉を切り分けることができたそうです。
あるがんの外科の先生は、開腹すると、臓器と臓器の間に空間が見えると言います。このような先生は、包丁さんと同様、完璧にがん細胞だけを取り除くことができる名医です。
たとえば、医学者が学者(クリエイター)とするならば、医師はアーティストと呼べるかも知れません。
もう1つの視点は、「治す」と「癒す」の違いです。
「治す」または「直す」と「癒す」との違いです。
辞書を確かめても、はっきりしない点もありますが、通常は壊れたものを修理する、元の状態に戻すのが直すと理解していいですね。
これに対して“癒す”とは、苦痛や飢えなどをやわらげたりすることと理解していいようです。
だから「心を直す」とは言わず「心を癒す」表現します。
たとえば、女性、とりわけ若い女性にとって、乳房を全摘されることは、とてもつらく悲嘆の想いの日々だと思います。
たとえ、それでがんが治っても、心が癒されなければホリスティックに幸福感を得ることはできません。
この直す(治す)と癒す、の両面からとらえるのが大切なポンとだと思うのです。
前段が長くなりました。
本当は代替補完医療の中のエネルギー療法をシェアしたいと思ったのですが、次稿にいたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。