シニア世代のホリスティックライフプラン-私たちを駆り立てるもの─
シニア世代のホリスティックライフプラン-私たちを駆り立てるもの─
こんにちは。
本日は久しぶりに陽光が戻ってきました。
太陽の恵みに感謝!!
お元気ですか?
さて今回は、A型行動パターンに引き続いて、TA(交流分析学)の知見から私たちを“駆り立てるもの”(ボライバー)について触れておきたいと思います。
私たちは養育時期から、両親の“言葉のシャワー”を浴びて育ちました。それが基になって、人生脚本を形成することになります。
「三つ子の魂」人生脚本として展開されることになるのです。
このことを深堀りすることは、シニア世代の方々にとっては、当面、本グログのテーマ外なので、省くことにいます。
成育環境の影響で、以下の5つに示すような”私たちを“駆り立てるもの=ドライバー”をもっていることが多々あります。
Ⅰ.完全であれ(Be Perfect!)
たとえば、通信簿を持って帰って、ほとんどの科目が5~4であったとします。
しかしわずかの科目に3があったとします。
5~4の科目に注目せず、両親が3の科目に集中し、もっと頑張らなきゃあ
と指摘されと、子どもは、さらに完全性を求めてプレッシャーがかかります。
2.一生懸命にやれ(Try Hard!)
自分では一生懸命にやっているのに、どこからか、まだまだダメ!もっと一生懸命にならなければという声が聞こえてきます。それは確実にどこかでアクセルを踏む声となります。
「過労死」が典型的な例でしょう。
3.急げ(Harry Up!)
A・A諸国の外国人に大都市を案内したことがありました。彼らはセカセカと周りの人と協調し効率よく歩くことがカナナカ出来ませんでした。
また地方の方に東京の案内をしたこともありました。その後彼は言いました。「東京は住むところでない。観るところだ」と
4.喜ばせて(Please Me!)
たとえば両親が高学歴であったり、社会的に地位の高い地位であったりする場合、子とも達に進学校に進み、暗に陽に成績をよくなるように、両親または父(母)親が期待し、言葉に発すると、そのことが“ドライバー”になります。
逆に、自分たちが学歴コンプレックスがあり、子どもに学歴を期待する場合もあり得ます。
5.丈夫であれ(Be Strong!)
「子どもは元気な存在、風の子」とい言われてきました。
実際には少々、身体がよくないのに、「いやいや、大丈夫ですよ」と答えるケースも、多々あります。
──これらは、成人後もすっとずっと続く人生脚本なのです。
これらが、国の風土や会社の社風になっていたり、社是となっていたりします。そこで“ドライバー” としてに拍車がかかり、自分もその役割を演じることになります。
シニア層になれば、これらの“ドライバー”に気づき、人生脚本を書き換えることが大切です!
このほかに「禁止令」いうものもあります。機会があったら、お伝えしたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。