人生100年時代を幸せに生きよう! ライフコーチ&カウンセラーの徒然日記

ライフコーチ&カウンせラーの現場から人生100年の人生の生き方、生きがい、対応力、不安、悩みについて情報をお伝えします。

母との永遠(とわ)の別れ

こんにちは。

高畑吉宏です。

 

1.ごあいさつ

昨年末からお休みをさせて頂きました。大変お久しぶりです。この間、スタッフと所属講師の年末調整、そして確定申告、決算書作成・報告といった苦手な作業が重なりました。

 

加えて、利き手の小指を、前方、不注意でガードレールにぶっつけてしまい、小指を骨折。キーボードを打てなくなってしまい、思い切ってプログに配信を中断しておりました。

 

よき休養となりました。

 

次回から本格的に再始動したいと思っております。

ブログの基本姿勢は、変わりは、全くありません。基本姿勢は前回の記事は以下をクリックしてください。https://yosihirokun.hatenablog.com/?_ga=2.171067232.132526392.1591304528-2063161845.15811544

 

2.母との永遠(とわ)の別れ

この前の日曜日。

母の死を知らされました。

母は昨年3月から療養生活に入り、寝込んでいました。寝たきりになりました。気丈夫な母は、頭はしっかりしており、週1回の面接では、妹のlineで私にも語り掛けてもいました。

コロナ禍のせいも加わり県外からの面接は、一切不可能でした。

そして今年の1月から3月までは、コロナのため「完全に面接禁止」となりました。

そして今月4月に新年度体制となり、毎週木曜日1日のみ面接が1人15分間だけ可能という範囲で面接が許されました。

妹が2回ばかり出向いてくれました。1回目は会話ができなくなっていましたが、別れ際に妹の手を強く握りしめたそうです。

ゆえに突然とは言え、覚悟はできていました。

そして4月11日。

母は永眠しました。

享年93歳。

 

3.葬儀の日

早くも翌日の12日は、葬儀が(兄貴たち夫婦)の段取りで執り行われることになっていて、11日に私は埼玉から広島に移動。

我が家から現地のホテルまでドアツードアで7.5時間くらい掛かりました。寝つきが悪く、自分の体調にやや不安も……。

そして翌日。

妹夫婦がホテルに迎えに来てくれ、自動車で10分くらい、会館に到着。そこで初めて母のご遺体に接しました。

 

昭和の貧しい時代を生き抜いた、小さな星がまた一つ消えました…。

御棺の母の顔が、それはそれは、とても清からで、安心と同時に涙腺が緩み放っぱなしです。

親族の控え室に案内されたものの、全員マスクマン(ウーマン)状態で、なおかつ数10年にわたる長い間、お会いしていないため、人物の識別も難しい状態…。

浦島太郎の状態です。

 

私は、「親族の控え室」を離れ、母の元へ。

なるべく母に語り掛けるよう、在りし日をしのび、清らかになった母に語り掛ける時間を多くとりました。

父亡き後は母は、私のみならず「与える人」でした。恥ずかしながら小遣いを頂いたり、多くの励ましの言葉を頂たりしました。感謝感激あるのみです。

 

4.告別式

告別式は翌日。

出棺の折には、兄貴が霊柩車の前に乗り、私、弟は、後部席の母の棺のところに座しました。

この間、終始私は無言。右手を棺のほうに当て、母との会話をしておりました。

後々、ブログでも触れたと思いますがムーディーズやキュプラ・ロス博士の臨死体験の報告等々、POP心理学、トランスパーソナル心理学をホリスティック的に学んでいる一学徒として、亡骸の火葬は、さほど悲しくはありませんでした。正直なところ…。

 

告別式は10:00から始まり、15:00位で終えました。

最後にパプニングが起きました。

仕切り屋の兄貴が腰痛をおこし、急きょ、私が参会者に御礼の言葉を述べるよう、何と直前に耳打ちするではないか。

ある英国の(?)著名人が「3時間なら話せるが、3分間のスピーチはできない」という台詞を遺していますが、まさにその心境でした。

 

5.まとめ

地方を離れ、大都会圏でサラリーマン生活をし、実家の長男に両親や曾祖父母のケアを委ねていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

実家の兄弟や義理の姉・妹たちと円満であれば、交流がスムースでしょうが、そうでない場合、老後の親のケアや看取りは、骨肉の争いともなるようです。

ましてコロナ禍では、思い通りにいかないことも、多い昨今です。

できえれば、今の時代、ZOOMやlineのビデオ通信などで日頃のコミュニケーションを心がけたいものです

もう一つは、できる限りパイプを多く持つことです

※私の場合、妹(と義理の兄)が甲斐甲斐しく、その役目を果たしてくれました。妹には感謝感激しております。

 

私事に最後まで読み頂き、ありがとうございました。

 


ライフプランは自分の健康観の確立をすることから始めよう!

こんにちは。高畑吉宏です。

 

自分の健康観をもって生きよう!

 

1.様々な健康観

 

一般的にライフプランと言えば、①健康プラン、②家庭経済プラン、③心の生きがいを示しています。頭文字を取って3Kと言われ、ライフプラン講師として出講した折には、この3つを構成要因として研修したものです。

最近では、心の生きがいを「孤独」のKという人も出てきています。

まさしく時代を反映している感じです。

 

ところであなたは健康ですか?

と問われたら、どのようにお答えになるでしょうか?

この問いに答えるためには、自分の健康観をもっていないと妥当な答えが見つからないものです。

以下に代表的な健康の定義をご紹介したいと思います。

 

1.世界保健機関(WHOの)健康の定義

 「健康とは身体的、精神的、社会的に非常に良好な状態(completely well-being)のことをいい、単に病弱ではないということではない」

これによると、

  • 身体的・肉体的に非常に良好であること。
  • 精神的に非常に良好であること。
  • 社会的に非常に良好であること。

多くのシニア層にとって、このハードルは高いですね。

社会的に非常に良好であることとは、家庭経済に不安や心配がなく家庭が円満で友人・知人が豊富でイキイキと生きている“姿”が思い浮かびます。

目安目標としては、3つの各々に自分の尺度(10点を100%として)をもって、どれくらいなかな、と測定してみるものいいと思います。

 

2. アンドリュー・ワイルによる「健康の定義」

 

「人は世界から孤立分離した状態のままで、全き健康を満喫することはできない。健康とは全体性のことであり、全体性とはつながり-家族・友人・部族・国家・人類・地球とのつながり、また、いかなる超越的な存在であれ、その人が宇宙の創造主だと考える高次の力とのつながりのことである。」アドリュー・ワイル『ナチュラメディスン』

アンドリュー・ワイル氏とは、言うまでもなく、米国の統合医学の泰斗で米国において多大な影響を与えた医学博士です。

同博士は、日本ホリスティック医学協会の名誉顧問でもあります。

博士の全体性とは、ホリスティックな繋がりと高次な次元との繋がりを指摘されていると言う認識を、私は持っています。

 

次にご紹介したいのは、

3.世界保健機関(WHO)による健康の定義の見直し案です。

:“Health is a dynamic state of complete physical, mental, spiritual and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.”

「健康とは完全な肉体的、精神的、スピリチュアル(霊的)および社会的福祉のダイナミックな状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」という案です。

この案によると、

  • 身体的・肉体的
  • 精神的
  • 社会的
  • スピリチュアル(霊的)

の4つの構成要素があります。

新たにスピリチュアル(霊的)と言うスピリチュアリティの概念が加わっているのです。

最後に日本ホリスティック医学協会の定義を紹介したいと思います。

 

4.日本ホリスティック医学協会の定義

 

①人間を「体・心・気・霊性」等の有機的統合体としてとらえ、社会・自然・宇宙との調和に基づく包括的・全体的な健康観に立脚する。

②病気や障害、老い、死といったものを単に否定的にとらえるのではなく、むしろその深い意味に気づき、生と死のプロセスの中でより深い充足感のある自己実現をたえずめざしていく※同協会のHPから。

 

5.自分の健康観を確立するためには

 

以上、代表的は4つの健康観を述べてきました。

その他にも様々な健康観があります。

アンドリュー・ワイルやWHOの代替案、日本ホリスティック医学協会の健康の定義は全体的・包括的(=ホリスティック的)と言っていいでしょう。

ですが、ホリスティック(医学)という言葉すら、まだまだ人々に広く理解されていない言葉です。

また、スピリチュアないしは霊的というと、その語感で引いてしまう人も多いのも事実です。

その反面、スピ系に浸かり込んで、スピ系の自己開発に熱心な方も少なからずいらっしゃいます。

2極化しています。

 

ですが、多くの日本人は、正月には初詣をし、お盆に実家に帰省し、お墓参りをしたり、神社で祈願したりはしています。信仰心が全くないとはいえないでしょう。

 

6.死をどうとらえるか ─まとめー

 

以上、紹介した健康観のうち、3つは「死」及び「死後」を想定していると

言えます。では、

「死」をどうとらえるかは実に私たちの切実な大テーマです。身体的弱者になり、「死」ということを改めて頭によぎった際に至って、初めて「死」という課題に向き合う人も多いのではないでしょうか?

「生まれた時にも一人(愛深い両親はいますが)死ぬのも独り)です。

 

「死ぬという事は生きることと全く同じように重大な問題である。しかもそれはあなた自身にも日一日と迫ってくる。アイスランドへの案内書を読んでも、生きたくなければいかなくてもよい。結婚についての本を読んでも、生涯独身で通したけばそれでもよい。死だけはそうはいかない」((モ―ス・テスター)

 

次回は、このテーマを追究したいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

人生の旅人としての瞑想法の勧め

こんにちは。高畑吉宏です。

 

1.はじめに ─人生の旅人へのいざない─

人生100年時代とは、ロンドン・ビジネス・スクール教授のリンダ・グラットンとアンドリュー・スコットが『LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略』(東洋経済新報社)で提唱した言葉です。

 

その中にエクスプローラというキー概念があります。

エクスプローラーとは、探検者の意味です。

この本来の意味は、周囲の世界を探査し、そこに何があり、その世界がどのように動いているか、そして自分が何をすることを好み、なにが得意かを発見していくものだと言います。

分かりやすく述べると、日本国という今の日常生活を離れ、異文化体験を積むことですネ。

 

ただし、多くのシニア層にとっては、このような体験をすることは、現実的ではありません。

増してや新型ウィルスの世界的な流行(パンデミック)とわが国の実態を考えてみても、とてもムリな状況です。

 

そこで自分の人生の内的探検者として、旅を続けるという側面から考えてみたいと思うのです。

このように広義の視座からとらえると、内的体験の旅と、外的体験があることに気づきます。

今回は、私たちの幸せづくり戦略として、まずは内的体験の旅の提案をしたいと思います。

 

すでにお分かりのように、探検者は好奇心にあふれ、未知なるものを体験はしたいと希う人たちです。

このことが第一義的な願望に支えられている人たちです。

未知なるもの、不思議なもの、非日常なものを経験したい人たちです。

 

まずは自己省察の問いとして、

・あなたの興味は何ですか?

・あなたが極めたいものは何ですか?

・あることに関心を抱くとワクワクするものは何ですか?

 

このような感覚を抱き、追求していくことが人生の旅人へのいざないとなります。

 

2.人生の旅人となるメリットとは

 まず人生の旅人になるメリットから話すと、

  • 自分の活力資産となること。
  • ボケや認知症の生活習慣予防になること。
  • 自己活性化になること。
  • 仲間づくりができること、などです。

 

3.人生の旅人となる方法 ─私見

 ここでは先に述べたように、“内的体験者”に関して述べます。

その1つは、孤独時間を有効に活かす読書です。読書についての説明は改めて述べることとしてここでは割愛します。

 

次は、内的体験を積むための具体的な方法は、①瞑想法、②イメージ法、③視覚化法、④各種修行法等です。

 

瞑想法について言えば、とても違和感がある方も多いでしょうが、大手の大企業が採り入れているものです。

INTEL,GOOGLE,FACEBOOK等の大企業が瞑想法を採り入れている時代です。

 

これらの大企業が、瞑想法を採り入れたのは、もともとは生産性の向上にありました。

とうのも、うつ病の発生者は、30人に1人の平均ですが、IT企業に限ると、10人に1人だそうです。

生産性を考えると,ゆゆしき現実・実態です。

 

これらの企業が採り入れた瞑想法は、マインドフルネス瞑想法という瞑想法でした

 

マインドフルネス瞑想は、もともと仏教に由来するものですが、宗教色を排してまとめ上げられた瞑想法です。

上記の会社の中では、勤務中でも自分の好きな時間に45分間、瞑想していいという会社もあります。

このように今では瞑想法は、格別、モノ新しいものではありません。

 

4.瞑想の効果とわが国の歴史の一端

瞑想の効果として、以下の7つのことが挙げられています。

  • 疲労が回復すること。
  • ストレスを貯めないでいられること。
  • 集中力が高まる。
  • 平常心が保てること。
  • イデアが浮かびやすくなること。
  • 人間関係が良くなること。
  • 直観力が高まり、運が良くなること。

 

実はわが国でも、このような研究が始まったのは、かなり以前のことでした。その一端は、

ソニーの創業者の故井深大氏の次の言葉でした。

「病気にならない身体をこしらえるための研究をせよ」

これにより、生命情報研究所を設立。自らが所長を務められました。

『幼稚園では遅すぎる』の著書でも知られていました。

胎児・幼児教育の恩恵を被った方も多いのではないでしょうか?

井深大氏の理念は、西洋医学東洋医学とは別に第3の医学としての代替療法の医学を模索し、代々の“負”の遺産を遺すことなく、後世の人々が幸せに生きることを目指したものであったようです。

 

脳科学者の茂木健一郎氏もソニーと深い関係です。

また多くのスピリチュアリティの健筆家で知られる天外伺朗氏もソニーの出身者です。※好みは別として。

偶然かも知れませんが、モンロー研究所の日本の総代理店の坂本政道もソニーの出身者です。

 

話が少しズレている感はありますが、井深大氏のDNAを引き継ぎ、チャクラ瞑想や、瞑想法を研究し、多くの専門家を創出している方もいらっしゃるのです。

 

5.まとめ

瞑想と言うと違和感をまだ違和感を覚えてしまう人も多いかも知れません。また多くの方は宗教的であると思われるかも知れません。

それらを払拭し、自己省察を深めるのがマインドフルネス瞑想でした。

まずは、瞑想法を日常生活に採り入れ、豊かな活力資産を築いて行こうではありませんか。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

若々しい頭脳を保つためには   

こんにちは。高畑吉宏です。

 

1.はじめに

ボケや脳の退化を防ぎ、若々しい頭脳を保つためには、仲間づくりや友人・知人との親交が欠かせません。

前稿で述べたように、新しいことにチャレンジし、その成果を発表することなどで、その最終の段階では社会的交渉と問題解決とのスキルが求められてきます。

 

そこで問われるのは、コミュニケーション力です。

 

加齢の弊害として一般に指摘されるのは、加齢と共に、

①話がくどくなる。

②怒りっぽくなる。

③同じ話を繰り返す。

④人の話をよく聞かなくなる。

⑤自己中心的な話が多くなる。

⑥昔の手柄話が多くなる。

⑥視野が狭くなる。

といったなどといった点です。

 

本稿ではこれらの点を明らかにしていき、解決への道標を提案するのが目的です。

ご参考になればうれしいです。

 

2.加齢とコミュニケーションの実態を知ろう!

 

これらのうちの幾つかは、そもそもの自分のコミュニケーション力に根本的な課題を抱えている場合もあります。

そのことが年齢と共に増幅してしまうことに問題があります

 

嫁・姑になると話は深刻なケースに発展することが多々ありますが、ここでは割愛します。

 

ヒトは、基本的には人の話を聞くよりも、聴いてもらいたい生き物です。

よって「話し上手な人よりも「聴き上手な人」を,目指しましょう!

「聞き上手な人」が人に嫌われることは、まずありえません。

 

そこで良好な人間関係を創り上げるためには、話すことの前に「聴く力」を養っていくことが大切な課題となります。

 

普段の会話の多くは、その人の話すテーマ全体に耳を傾けて聞いているようですが、果たして??


その事実は、その話の全体の中で、ある部分は無意識的に無視・軽視したり、ある部分には自分の価値観や解釈を加えて聞いたり、自分の興味のある部分を取り上げて聞いているケースがほとんどです。

 

このような際、場合によっては、こちらが話しているにも関わらず、途中で介入し、自分の意見を述べて会話をさえぎってくる人も多々居ます。

 

私の身近に居る親戚のとても優しい女性が、ここのところ、加齢とともにその傾向が見られ、とても残念です。

 

3.解決への導き -スキル編─

 

まずは、自分のコミュニケーションのあり方をセルフチェックしてみましょう。

□相手の話を虚心坦懐に聴いていますか?

□話を自分の価値観・解釈に基づいて聞いていませんか?
□相手の話を途中でさえぎってしまうことはありませんか?

□会話はスムースにいくほうですか?

 

 

4.解決への導き ─マインド編-

 

相手への誠実な関心を持って話を聴いたり、接したりすること。

「愛とは想像力」と言った人がいました。この意味は、逆に言えば「想像力の欠如」は愛に欠けることになりますね。

たとえば、電話やline等の言葉や文字のやり取りでも言えることですが、相手が今、なぜ連絡してきたのはなぜか、その背景状況等にも、想像力を働かせることを意味していると言えるでしょう。

 

5.もっと発展的な解決への導き

 

これまで述べてきたように、自分自身がチャレンジ目標を持ち続けるという学びの姿勢をもつことです。

この姿勢は、インプット(学習段階)からアウトプット(社会的交渉段階)によって成り立ちます。

社会的交渉場面は、様々な人間関係とのつながりや問題解決へのスキルを必要とします。

 

よってこのレベルでは、前向きな脳力開発をもたらします。

私たちシニア層の男性の多くは、とかく過去の現役時代の性格や、行動パターンから抜け出せない場合が多いものです。

 

これをリ・クリエイトをしていくのが、この学びの構造です。

このような姿勢ですと、会話の話題も絶えず進化・発展して新鮮なものになっていくはずです。

 

6.まとめ

 

多くのシニアの方々の不安や恐れに物忘れ、ボケ、認知症があります。

普段の生活習慣において、使わない心身の機能は、自然萎縮・退化していくようです。

寝っきりでいると、歩行にリハビリが必要なように‥‥。

活力資産とは「人に幸福感をもたらし、やる気をかき立てる資産。具体的には、肉体的・精神的健康や、友人や家族との良好な関係を保ち、明晰で健康な脳を保つこと」でしたね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

認知症を防ぐために若々しい頭脳を保つためには

こんにちは。高畑吉宏です。

 

1.はじめに

多くのシニア層にとって、明晰な頭脳を保つことに多くの不安があります。

逆に言えば、物忘れや認知症への恐れでもあります。

 

この不安を解消するために、お伝えしたいことは2つです。

加齢や生活習慣によって、使わない筋肉や脳活動や萎縮化します。長期の入院や運動不足によって身体機能が退行萎縮するのが良い例ですね。

 

 1.自分の得意分野にチャレンジすること。

ボケになるのを恐れて何かしようと思い、脳トレを始めてみたりする人もいらっしゃるようです。

 

以前、タクシーに乗った時、40歳後半という運転手が、最近、物忘れがひどく、脳トレを始めたと言います。

「40歳後半で認知症?」「若ボケ?」と思いつつ、

運転手の方の話を聞きながら、彼よりも、もっと年上の私は聞き役となりました。

 

脳トレのゲーム機器ソフトが物忘れに本当に役立つかは、私自身は今もって分かりません。

 

が、「社会的交渉+問題解決」という生涯学習の維持・発展していく上では、別の見方があります。

新しいことを学び続け、新しいことにチャレンジし、続けて脳をイキイキと活性化させていくことです。

 

ここで言うチャレンジ目標というのは、自分の現状目標を100%としたら、120%の目標設定が望ましいとされます。可能な限り何とか無理でも到達できるのでないかというぎりぎりの目標設定レベルになります。

 

そして、インプットしたものをアウトプットする〝場と機会”得ることでないかと思われます。このことが問題解決へと進む段階です。

 

 その1つが創作活動です。

分かりやすく述べると、

私が学びたいものに川柳があります。

俳句も川柳も創作活動です。

一人前に創作することができるレベルに到達することが目標となります。

作家の佐藤愛子さんや瀬戸内寂聴さんも100歳近いですが、未だに創作活動をされています。

このお二人の女史のような大作家ならずとも文章や日記を書き続けるのも立派な創作活動です。

 

そして、できれば、社会的(交渉)の場において、自分の作品を発表し、さらなるレベルアップ化を図ること(=このことがインプットからアウトプットへの段階、社会的交渉)になります。

 

残念ながら、今のコロナ禍にあっては、多くの分野で,学ぶ機会は有っても、事後のフォロー体制が少なくなっています。

 

資格取得の講座等を除いて、学び直し(リカレント教育)に必要なことがますます求められる現在では、そのための機会がないと、学んだことを活かし、社会的な交流の場から研鑽を図っていく場がありません。

 

 

このコロナ禍にあって、リアルの集会が困難である限り、事実上、オンラインでの参加になると思います。

 

私が探した限り、川柳に関しては、そこまで対応している講座は、今のところ見当たりません。

 

3.簡単にできる認知の衰えの確認方法

 

次に自分の認知の衰えを簡単に確認できる方法をお伝えしたいと思います。

とても簡単な方法です。

それは、数字の100から順々に7を暗算で引いていく方法です。

たとえば、頭の中で、100-7=93、93-7=86‥‥といった具合です。

 

確か、爆笑問題の太田さんは、引き算ができないとテレビ言っていました。

暗算ができなく、引き算が苦手な人もいると聞いて私は、ある意味、安心しました。

 

というのも、私は暗算も苦手で、引き算も苦手だからです。

このことが小学校の頃の成績が中の下だったことからも分かります。

 

以前にご紹介した若宮文子さんのように、60歳でパソコンを始めて、75歳でピアノを始め、80歳でプログラミングを開始。アップル社から、エクセルアーツの開発でアップル社のCEOから招聘された理系女もいます。

このようなことは、数学脳をもっていなければ、とても無理です。

 

4.まとめ

自分が右脳型人間か、左脳型人間なのかを知った上で、それらを勘案して、自分に見合ったチャレンジ目標を決めて、脳トレーニングを始めてみてはいかがでしょうか?

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

人生100年時代! 若々しい頭脳を保つためには  

 

良い夫婦のあり方を求めて

 

こんにちは。高畑吉宏です。

 

今回は、前回に続いて表題のテーマを取り上げたいと思って

た。

前稿では、明晰は頭脳を保ち続けるためには、

  • 仲間を持つこと。
  • 学ぶこと。
  • 新しいことにチャレンジすること。

とお伝えしました。

 

前稿で「明晰で健康な脳を保つ」ためには、「社会的交渉場面の創出+問題解決力の維持・発展」がカギとなると思われます、と言いましたが、

 

その前に1つ欠落していることに気づきました。

 

それは、お足元の夫婦・家庭生活を充実化することの大切さでした。

 

お隣の東京都では、「高齢の一人暮らしは、2040年には、112.9万世帯(高齢世帯全体の45.3%)となり、うち75歳以上は59.2万世帯で半数を超える」と予測されています。

 

早い話が、今でも子育て世代を除くと、シニア世代は、夫婦2人の世帯か、単身世帯が典型的な世帯となっているのが実態です。

このことは、わが自治会でも言えます。

 

人生100時代、長寿化によって子育ての時期よりも、夫婦2人で暮らす時期が長くなってきているのです。

 

夫婦の関係もリタイア後に大きく変化してゆきます。

現職の時は、夫が、

「今日は遅くなるから、夕食は要らない」

「今日の夕食は何だ」といい、

定年後は、夫が、

「どこに出かけるんだ?」

「何時に帰ってくるんだ?」

と立場がすっかり逆転してしまうケースが多くあります。

このことをウザったいと感じる妻も事実、多いようです。

 

今はコロナ禍で、このような会話すらもなく、夫婦2人で巣ごもり状態。お互いの時間を共有する時間がますます増えているのが実態です。

 

夫婦のテーマは、かなり難儀な課題です。

 

それ位、夫婦の関係は、他人が介入できないくらい“微妙”です。

 

というもの、最近夫と一緒に居るのが、面白くないというシニアの奥様からの相談が多いからです。

 

これらから想像すると、本当にうまくいっている円満な夫婦は、本当のところ多勢に無勢ではないでしょうか?

 

夫婦がうまくいっているケースを見ると、

  • お互いのライフワークが一致している。
  • 価値観や目指す方向や趣味が合致している。
  • (熱心な信者の場合)宗教が一致している。
  • 積極的な意味で人生を通して趣味が合致している。
  • お互い尊敬できる関係性にある。
  • 感謝できる関係である。

 

これらに該当するケースが多いと思われます。

 

夫婦は最も身近に居る他人とも言います。

夫婦は最も近くに居る他人ならば、食事を用意してくれれば、「ありがとう」の一言は言うでしょうし、掃除をしてくれたらば、「お陰様で助かりました」の言葉は掛けるでしょう。

 

お互いさまだと言えば、それまでですが、このことは相手(妻・夫)にも言えることでしょう。

ただし、それを相手に期待してはいけないと思います。

 

まずは自分から変わることです。

 

私たちシニア世代は、このようなことを言ったり、相手に伝えたりしないで生きてきた人たちがほとんどです。

 

長年の習慣は、なかなか変えられるものではありません。

ひと昔、大手の研修担当課長から、教わった言葉に「薫習(くんじゅう)」いう言葉があります。

仏教用語で、「香が物にその香りを移して、いつまでも残るように、みずからの行為が、心に習慣となって残ること、を意味します。

 

この「薫習」に気づいて、マインドをリセットする決意がなければ、ならないと思うのです。

 

「言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから。」

 

以上は、マーザー・テレサ箴言なのです。

 

ますは言葉を変えることからがスタートしましょう!

 

今のところ、このマーザー・テレサの言葉以上にお伝えできる言葉は見出せません。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 


 

 

 

人生100年時代!若しい頭脳を保つためには(1)

あけましておめでとうございます。

 高畑吉宏です。

年末・年始と休んでしまいました。

昨日から仕事モードです。

 

今回は老後不安の中で頭脳を明晰に保つ方法を取り上げたいと思います。

人生100時代のキーワードで言えば、活力資産に当たるものです。

活力資産とは、「人に幸福感をもたらし、やる気をかき立てる資産。 具体的には、肉体的・精神的健康や、友人や家族との良好な関係を保ち、明晰で健康な脳を保つこと」とされています。

老後の不安の中で、色々な統計を比較して見ても、

  • お金のこと。
  • 健康のこと。
  • 認知症のこと。

 

等が上位を占めています。

当然のことながら、これら3つはイキイキとした日々を送っていく上で欠かせないものですね。

今回取り上げるのは、③の認知症です。

 

専門家筋の話では、認知症の研究自体は、かなり進んでいるようですが、薬剤の開発までは、まだまだ至っていないようです。

人生の後半期に突入している私たちが、その予防をするためには、どうしたらいいのかが今回のテーマです。

 

ある脳科学者は、3つの提案をしています。

その3つとは、

・仲間を持つこと。

学ぶこと。

新しいことにチャレンジすること。

 

にあると言います。

 

私なりに解釈し、なるべく分かりやすく述べてみたいと思います。

①の仲間を持つことですが、別の言い方をすれば、社会的関係を維持・発展させることだと思います。

と③とも絡んできますが、問題解決能力を維持・発展

いていくライフスタイルを求められます。

 

ですから、私自身は、テレビや観過ぎは避けるべきだと思います。

超エリートの人から今般頂いた年賀状の添え書きの中に今は語学と国際情勢の研究をしているとのことで、テレビや新聞は一切観ない、読まないと書かれていました。

 

その添え書きに私は大いに納得しました。

 

私も、そうだからです。

 

ただ私は、食事の時はテレビを観ますので、その点だけが彼と違うところです。

 

テレビに集中することを避ける理由は、番組のほとんどが受け身であり、能動的な自分の問題解決能力の形成に役立たないからです。

 

情報は受け身で受信するものではなく、自分から進んで能動的に取りに行くものと思います。

増して、今の番組はシニア向けの番組が少ないという印象をもっています。

一つには、製作者の年齢層にあるとの指摘もあります。

 

後は時間の消費の関係または勝負です。

誰しも、1日は24時間ですので、生産性を生むためのライフスタイルにするように心がけたいものですネ。

 

脳科学的には、学習意欲ややる気を持つと、脳伝達物質である、ドーパミンが放出されるそうです。関心のある人は脳科学者の指摘を学習してくださいませ。

 

端的に言えば、ドパーミンは、私たちに取って、幸福物質といえるのです。

さらに端的にいえば、このドーパミンは、ヒラメキ、かがやき、やる気の3つの「気」がある時に発生するものとも言えるでしょう。

 

人間の感情を「喜怒哀楽」の4つに分られていますが、このうち、シニア以降に自然的に欠けていくものは「喜」と「楽」で、逆に増えていくのが「怒」と「哀」ではないでしょうか?

若き頃、「喜び」と「楽しみ」の機会は、確かに多くありました。

たとえ、「哀しみ」があったとしても、それを踏み越えていく若さがありました。

 

また上り坂(40歳位)までは、獲得体験に満ちています。

下り坂(50歳位)から反対に喪失体験が増えてきます。

たとえば、若さとの別れ、両親の死別や、場合によっては離婚、家族の離反、友人・知人の減少(→リタイアされた方は身にしみるものですネ)

※「上り坂」、「下り坂」は一般用語として用いました

 

「怒り」についていえば、一般的に加齢と共に怒りやすくなり、わがままになり、くどくなりやすいことが指摘されています。

ある作家には『暴走老人』という書籍がある位です。

介護施設に勤めている娘に昨年末、長話をしたら、

「みんな、そうなるんじゃぁないの」と言われ、

私は、その一言にショックを受けました。

 

人生100時代の今は50歳を越えると、(好きな言葉ではありませんが)老活する適齢期ではないかと思われるのです。

 

こうした中、「明晰で健康な脳を保つ」ためには、「社会的交渉場面の創出+問題解決力の維持・発展」がカギとなると思われます。

この2つは、ずっと以前に愛読していた発達心理学のキーワードでした。

 

以降は、次の稿に委ねたいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

コロナ禍の私たちの日常生活のあり方 -米国の免疫学者の回答からー

こんにちは。高畑吉宏です。

 

今回は趣を変えてウィズコロナとアフターコロナの時代について、触れてみたいと思います。

というのも、人生100時代において、コロナ禍とアフターコロナの時代に生きる生活を余儀なくされる可能性があるからです。

もし、アフターコロナの時代が長く続くとなると、私たちのライフスタイルが変わらざるを得ません。

 

とは言え、私はコロナの専門家ではありませんし、テレビのコロナの報道やバラエティ番組に首たけになっている者でもありません。

 

よって以下は、私が受け取っている「会社四季報」で知られる東洋経済社からのレポートを概説したものです。

 

出典は、(執筆:Margot Sanger-Katz記者、Claire Cain Miller記者、Quoctrung Bui記者)

(C)2020 The New York Times News Servicesです。

 

アメリカの免疫学者、700人から回答を得た結果です。

 

それによると、専門家の多くは新型コロナのワクチンの接種が終わるまでは、以前の日常生活が戻るとは考えていないとのこと。

 

では元の生活に完全に戻るにはが、課題となりますが、大多数の免疫学者は、安心、安全な日常生活に戻るには、1年かそれ以上かかると言う。

 

ただ、不確定要素、すなわち、①ウィルスの変異、②免疫の持続期間、③ワクチン配布の障害、④ワクチン接種を拒否する人々の動向があると指摘。

 

事実、この調査機関(2020年11月19日~12月2日)以降、英国でコロナウィルスの変異種が発見され、今、各国はその対策に追われてきています。

わが国でも現在、その水際対策に追われていますよネ。

 

別の調査では、ワクチンの接種が始められても、「すぐにも受けたい」という回答は、あまり多くなく、「様子をみてから」という回答が多いのを見たことがあります。

 

注目すべきは、免疫学者の全員が、「この1カ月でスポーツ・演劇・コンサートの会場に足を運んだり、よく知らないb人と会ったり、結婚式や葬式に参列したりしたことがある」と回答をした専門家は、皆無に近かったという報告です。

 

また冬の「祝い事」はしないで家族だけで過ごすと追う回答は4分の3でした。

 

おしなべて言えることは、回答された700人のアメリカの免疫学者は、アメリカの一般国民の方々よりも、厳しい自己管理をされているのだという印象を受けました。

 

コロナ問題に振り回されっぱなしだった今年ですが、わが国は、来年、東京オリンピックパラリンピックを開催を控えています。

師走の15日に、その中でひとつの世論調査結果が報じられました。今月11~13日にNHKが全国の電話調査したものです

 

その結果は、「開催すべき」が27%、「中止すべき」が32%、「さらに延期すべき」31%。僅差ですが、「中止すべき」が一番多く、「さらに延期すべき」と足すと62%の人が、来年のオリンピック開催に否定的だったということになっているとのこと。

 

あなたのご意見はどうですか?

 

私の意見は、以上を踏まえてご賢察くださいネ。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


 

 

 

人生100時代の学び リカレント教育「

こんにちは。高畑吉宏です。

 

人生100時代を迎え、私たちの人生の中で、働く期間が長くなってきています。

 

具体的には、高年齢者雇用安定法による65歳定年制は、22025年4月からすべての企業の義務になります。

また企業には70歳の定年制度を努力義務化する動向もあります。

そのような中で、私たち個人は、自己成長のためには、どのような働き方、対応をしていけばいいのでしょうか?

 

一方ではマルチステージの時代の中に生きている現実もあります。

 

それを解くカギの1つがリカレント教育にあります。

リカレント教育は、生涯学び続けるという意味でリカレントは「循環する」とう意味ですが、それなら「生涯学習」と同じではないかと思われる人も多いでしょう。

 

事実、生涯学習時代と言われる時代が長く続いて私たちにはこの言葉は馴染んでいる言葉ですね。

 

まだ耳慣れない、リカレント教育は、生涯学習とは違って、仕事に直結するものであり、その中には趣味やスポーツは含まれないとされています。

ただし、リカレント教育はシニア層も含んでいます。

この考え方に従えば、リカレント教育は、生涯学習の一環であるとも言えるのではないでしょうか?

 

このリカレント教育は、学び直しとも言われています。今、私たちが有している知識や技術が5年後、10年後通じるかどうかは分かりません。

それゆえの「学び直し」です。

その学習機関は

夜間大学

・大学への社会人入学

・通信教育

・eラーニング

・専門学校

・社会人の大学院

放送大学 ※一科目毎の履修も可能かと記憶しています。

・民間教育機関の提供する教育諸機関

等が挙げられます。

また大学は、少子化を踏まえ、社会人教育に熱心ですので、自分に見合ったジャンルかあれば、調べて見ましょう。

 

ある私の友人の事例ですが、

59歳の時に、明治大学修士課程に社会人として入学し、その後、それまでの職歴と全く関係のない地元の地域研究をライフワークとした友人も居ます。

 

さて

残念なところ、日本のリカレント教育OECD諸国の中でリカレント教育は目下、世界的に見ても驚くほど低水準なのです。

 

遅れながらも、わが国は、リカレント教育の環境整備を整えつつあります。

今、政府も本気モードでリカレント教育に後押しをしています。

その一つが「履修証明書制度」です

この「履修証明書」は、その学習実績を履歴書に学習歴としてを記入することが可能なのです。

転職の場合にも有利に働くとも言われています。

収入のアップに繋がっているというデータもあります。

 

どこの大学を出たのか。

大学で何を習得したのか。

ということから今、求められている“旬”の知識・技能を学び、自分自身の人材化=人財化を図っていくチャンスともなり得る時代に向かってきていると言えるでしょう。

 

また、主婦になって子育てを終わり、リクリエイトし、再就職をされる場合にもこのような学習機関から学ぶことが出来るので、女性の方は、活用しない手はありませんネ。

 

リカレント教育の経費が気にかかる方もいらっしゃるかも知れませんネ。

その場合、役立つのが教育訓練給付制度」です。この制度は、雇用保険から捻出されるため、一定期間の加入が条件になっているため、ハローワークに問い合わせしてみれば、いいでしょう。

 

なんとこの教育訓練給付制度」は、受講料の70%を支給されるという制度です。

 

私自身のことですが、時々、Udenyのリカレント教育を活用しています。

どうやら、この運営団体は、ベネッセコーポレーション

運営しているようで

「Udemy社との日本における共同運営の独占権を取得し、さらなる連携強化を図る。

今後は、「Udemy」が保有する個人・法人を含む社会人の学習履歴データの解析をもとに、講師や企業と連携した社会人向けの新規サービスの開発や「大学と社会を学びでつなぐ」をコンセプトとしたキャリア支援事業の開発など、社会人の学び・キャリアにおいて新たな社会基盤となる存在を目指して事業展開を加速していく」

 

とされています。

 

内容が期待値に合わない場合、返金保証制度もあります

 

「履修証明書」も発行しています。

 

以上述べた各学びの機関については、会社に今、すぐに必要とされる知識・技術等であれば、人事部に相談されるもの一考かと思います。

会社にもよりますが、キャリアアップの支援に前向きな会社もありますから…。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

人生100時代の社会人基礎力のライフデザイン化

こんにちは。高畑吉宏です。

 

前々回では、人生100年時代に求められる非認知力、そして前回、社会人基礎力について取り上げました。

 

各々、求められている項目がありますが、主体性、チームワーク力、自己コントロール力、その背景としてストレスコントロール力が共通する1つのキー概念として浮かんできます。

 

これらについては後稿で述べることにします。

 

これらの項目は、人生100年時代には幼少期から学校生活、仕事生活、長寿の恩恵にあずかる定年後のシニアも必要な項目と言われています。

 

年代はともあれ、これらを目標とする場合、目的と目標の違いを明らかにしておく必要を改めて学び直してみる必要がありますネ。

 

さらに、これからの自分力を養っていく上では、従来の

IQ(知能指数)に加えて心の指数と言われるEQ(Emotional IntelligencQuotient)を育てていく必要性が高まってきていると言えるでしょう。

これらを基本項目(ベース)として各々がライフデザインを見直してみる必要がありそうです。

 

それを明らかにするのが今回のテーマです。

 

一般的には目的は最終的に成し遂げようと目指す到達点を意味し、目標は、目的を達成するために設けた具体的な手段とされています。

 

目標は幾つかの手段でありますが、その手段が目的化されてしまうケースがあまりにも多いようです。これを私は手段の目的化と呼んでいます。

 

一流大学を目指すのも、目的ではなく目標です。今の学生には余りないかも知れませんが、大学に入ったら、これまでの猛勉強から解放され、5月危機と燃え尽きてしまい、遊びに走る学生が多い時代もありました。

 

立派な社会人として自分の居場所、やりがいのある仕事に就くことが目的です。

 

ところが、会社に入っても現実にそこでの満足感が得られない場合も多々あり得ます。

 

また、現在では企業の短命化、商品の短命化時代では母船が危機に瀕する場合もあり得ます。

 

さらにマルチステージ化によって、どのようなビジネス・パーソンの人たちにとっても、 変身資産といわれる人生の途中で変化への柔軟な対応により、新しいステージへの移行を成功させる意思と能力が求められていると思います。

 

ここで、ビジネス・パーソンは、新たな目的をリセットする柔軟性が求められてきていると思われます。

 

やがて中年期(40歳~50歳頃)になると、ミドルエイジクライシスに逢着ずることにもなりかねませんし、子どもが親離れしていくと、

母親を始めとする空の巣症候群に陥ってしまう場合もあり得ます。

 

夫婦が二人きりになってお互い見つめ合う時間が多くなる時期です。

 

夫婦や家族ののライフスタイルもしなやかな変身の能力をお互いに築いて共に円熟していくことが求められます。

 

話を戻すと、

分野によっては、今、有している知識等が学び続けないと

15%しか通じないとも言われています。

また別に後稿で触れますが、リンダ・グラットン氏&アンドリュー・スコット氏が、著書「LIFE SHIFT(ライフシフトント』でのリカレントという言葉がキーワードの1つになっています。

 

色々な物的投資がありますが、自己への投資がより一層求められてきていると思います。

これからは自己投資の時代でしょう。

 

自己成長の方法の証の1つとして

もっとも適切な方法の1つとしては、3年間、5年間、10年間を1つの区切りとして「日記帳」を付けることをお勧めしたいです。

人生100年時代においては、さすが10年は長すぎる期間なのですが、大目標としては視野に置いておくことも大切なポイントなのではないでしょうか。

 

ここで強調したいのは「書く」という作業です。

 

私事で恐縮ですが、

父はこまめな達筆家であり、「3年間の日記」を毎日書いていました。とりとめないことを踏まえて……。

帰省すると、横に3年分の日記が併記されるので、それを見ながら、よく会話を楽しんだものです。

 

現在は便利になったものの、漢字が書けなくなる傾向が増しています。とっさに漢字が頭に浮かばなくなったりします。

私も例外ではありません。

 

同様に5年間の日記帳、10年間の日記帳も販売されていますので、ご自分の好みやライフスタイルに応じて選ばれるもの一考に値するのでないでしょうか?

 

さて、このようにして、人生100年時代においては、今の自分の現況と属性等を把握し、現状把握から活力資産(=人に幸福感をもたらし、やる気をかき立てる資産。肉体的・精神的健康や、友人や家族との良好な関係造り)と有形資産の計画造りをされてみてはいかがでしょうか?

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


人生100年時代における社会人基礎力

こんにちは。高畑吉宏です。

今回は、お約束した社会人基礎力について取り上げます。

 

社会人基礎力とは、2006年、経済産業省が提唱した言葉です。

グローバルの視座から見ても、業務のIT化、AI化の進展や働き改革により、求められる人材像が変わり、社会人としての基本の姿として求められているものです。

 

それは、以下の3つの能力と12の能力要素から成っているものです。・

 ・前に踏み出す力(アクション)

 ・考え抜く力

 ・チームで働く力(チームワーク)

 

では各々の能力要素を確認してみましょう。

 

  • 前に踏み出す力
    • 主体性
    • 働き掛け力
    • 実行力
  • 考え抜く力
    • 課題発見力
    • 計画力
    • 創造力
  • チームで働く力(チームワーク)
    • 発信力
    • 傾聴力
    • 柔軟性
    • 情況把握力
    • 規律性
    • ストレスコントロール

 

 

さて「社会人基礎力」またその後、さらに2018年に人生100年時代に「新・社会人基礎力」として、その重要性が増しているとされ、新入社員から始まって、各個人のライフステージに応じた各段階で活躍し続けるために求められる力と定義されました。

 

一方では、これらの能力は、幼児期の6歳までに形成されていくものであると指摘する専門家も多く居ます。

幼児期の脳発に、その根拠があります。

 

だとすると、多くの人は、正直、手遅れになりますネ。

私自身は、活路を見出したいと切に思う一人です。

事実、幼児期に極貧や孤児院で育てられても、中卒でも成功者になった人たちが存在しているもの事実です。

非行に走った人が社会で成功した実例も多々あります。

 

さて「社会人基礎力」の認知度は、今の段階では、必ずしも高とこいものではありません。

 

ところで、

通商産業省文部科学省が国策として推進している人生100年時代の人材創りですが、果たして、誰がお子さんの人材創り、人格形成の最終的役割を担うのでしょうか?

国?

学校機関?

塾?

家庭?

言うまでもなく、家庭(両親)になります。

 

小学生になると、「成績通知表」を手にします。

始めて自分の能力の数値化・客観化を体験します。

そこでお子さんは、良い成績だと、それなりに自己肯定感が高まるのも事実です。

また成績表のバランスがある場合、得意科目、不得意科目が分かり、目標設定がはっきりします。

また担当教師の面談により、学校でのお子さんの学校生活の実態も把握できます。

 

私の例で恐縮ですが、

小学生の頃は、中程度の下の部類の成績でした。

クラスには、上位者が多く、何とかならないかと思ったのは、6年生の時でした。

その時、ハッと思いついたのは、中学生から英語が初めての科目です。

英語の科目は、同じスタートラインに立てると‥。

これが私の目標設定でした。

 

毎晩、英語を中心に自己学習しました。

その結果、英語ではトップクラスの成績を得ることができ、

ある先生は、このクラスの中で、一生懸命に頑張っている者が居る、と公言しました。

それが、私の励みと勇気づけになる一言でした。

 

当時は両親とも、農業に営んでいたため、朝晩まで働き詰めで両親からの激励や教育を受けたことは、ほとんどありません。よく解釈すると、自然児でもありました。

 

今は時代が大きく変わりました。

 

先ほどの問い掛けの解答ですが、お子さんの広い意味での人格形成は、両親を始めとする、家庭教育にあると言えます。大人になると別ですが……。

 

学校機関での教師は、1対N(Nは複数を示す)の関係性です。この1対Nの関係性の方に、期待することは、過剰期待と言えます。

 

親子の交流が、プラスのストローク(交流)のやり取りであることが求められます。

 

それを補うのが、シニアの祖父・祖母でしょう。

祖父・祖母の方が、人生100年時代の全体像について学ぶ意義は、この点にもあります。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

これからの時代に求められる人材像とは

こんにちは。高畑吉宏です。

 

人生100時代を迎えていますが、と同時に「第4次産業革命」の時代と言われる現在、求められる人材像が、大きく変わってきています。

 

その1つが「非認知力」と言われるものです。

もう1つが「社会人基礎力」と言われるものです。

 

この2つは、これから社会を担っていく若い世代に軸足を置いていますが、あらゆる世代にも、求められているものでもあります。

というもの、職場のみならず、地域のコミュニティ活動にも求められているからです。

 

AI化の進展で、将来消えていく仕事、逆に新たに創出する仕事があると言われていますが、ブーカの時代(Volatility:変動性)、(Uncertainty:不確実性)、cccomplexity:複雑性)(Ambiguity:曖昧性)にあって、この2つの人間力が求められているということです。

 

今回は「非認知力」を取り上げたいと思います。

 

たとえば、IQ(知能指数)というと数値化されやすいものですが、非認知力は、数値化されにくいものです。

 

ですが、以下の項目が挙げられています。

・目標達成力

・忍耐力・自己抑制・目標への情熱

・社交性・敬意・思いやり

・情動の抑制

・自尊心・柔軟性・自信

 

これらの能力を育成するために、平成30年文科省「幼稚園教育要領」また厚労省保育所保育指針」そして内閣府「幼保連携認定こども園 教育要領」に盛り込まれているようです。

 

子どもの居る若い家族の中には、お子さんを有名中学校、有名高校、有名大学を目指して、「教育パパ」や「教育ママ」と化し、進学塾に通わせている方もいらっしゃるかも知れません。

 

よくよく考えて欲しいのは、上に掲げた6つの非認知力の形成が、あなたの家庭教育の中で育てられているか、という問い掛けです。

 

本来ならば、このスキルは、家庭環境の中で育てられていくものでもあります。

とは言え、今は核家族化し、両親の共稼ぎ、仲間との交流、遊びといったものからの習得の機会が激減しております。増して今、ウィズコロナの感染拡大で、それどころではないでしょう。

 

上に掲げた非認知力の構成要因のほとんどは、今のシニアの昭和20~30年代には、ごく自然に育くまれる環境に恵まれていました

 

私は、大学院と研究室の在室期間が長かったので、生活を支えるために、当時の子ども(小中学生、高校生)、進学塾、そして後には、専門学校の教師、大学生の課外授業も体験しました。

そして長い間のビジネス・パーソンの人材開発と、それなりの教育経験を有してはおります。

 

その中で、様々な体験をしましたが、塾経営時代の本稿に関して2つだけ取り上げてみたいと思います。

 

1つめは、

進学校を目指す2人の小学生の女子児童を対象にマンツーマンで指導した時です。

1人の児童は、お父さんが東大出であり、お母さんも有名国立女子大出でした。

もう1人の女子のほうが、明らかに学力があり、性格的にも明るく余裕感がありました。

その1人のほうですが、自分自身の学力に自信がもてないためか、性格に歪んだところが表面化していました。

 

ここで考えてみたいことは、非認知力の目標達成力です。

この子の場合、自分の適性と身の丈に見合った目標設定力を親子間で話し合った結果なのでしょうか?

私には、母親の過剰な期待が子どものプレッシャーになっていると映りました。

 

もう1の例は、小学生4年生位の男の例です。

その小学生の瞳に優しい輝きを感じたので、

「おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に生活している?」と私が聞いてみました。彼の返事は、

「はい、そうです」でした。

 

私の恩師は、「子ども3人が基本」という思想の持ち主でした。

今の時代は、一人っ子または2人のご家庭が多いので、言い難いのですが、これには理由があります。

2人の兄弟(姉妹)は2人だけですから、ライバルとか比較の対象になりやすい関係になります。

3人だとチームとなります。

 

私は兄貴と妹の3人兄弟ですが、妹が居るため、随分、助らました。

自画自賛に聞こえるかも知れませんが、妹は優しい性格で、私のメンターといっていい程の存在です。

お陰様で幼児期から小中学時代は、貧しいながらも、すくすくと成長することがきました。

 

さて話を非認知力にフォーカスすると、

幼児教育も大切ですが、中学・高校での仲間づくりでも鍛えられるものだと思うのです。

 サークル活動や部活等のチーム活動でも養っていくことのできるものです。

 

でも家庭教育で育てていくのが本来の姿でしょう。

今一度、お子さんとの関わりを見直してみられては、いかがでしょうか?

 

またご両親が忙しくて、なかなか子育てに余裕がない場合、お孫さんのお持ちのシニアである、あなたが出番となる場合もあり得るでしょう。

次回はもう1つのテーマの「社会人基礎力」を取り上げることにします。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

人生100年時代のトリレンマ世代の一つの実態

こんにちは。高畑吉宏です。

今回は40歳歳を越えた現役のサラリーマンの現状を人生100年時代の背景の中で見つめてみたいと思います。

 

40歳位を越えると、すでに自分の会社での出世や昇進のゆくえが段々と視界に入ってくる時期になります。

その会社でエリートコースであれば、管理者かプロジェクトを任されている専門職に従事する年齢です。

それを肌感覚に感じながら、日々、激務にいそしんで、会社勤めをしている姿が思い浮かびます。

 

またこの位の年齢になると、トリレンマ世代と言われ、子どもの教育、両親の病気や介護、ご自身の退職後のこと、これら3つの課題に遭遇してくる世代です。

トリレンマとは、ジレンマが3つあることを呼称した言葉して使われるようになりました。

 

シニア世代にとっては、息子(お嬢)さんが、このような状況にあるかも知れませんネ。

定年制度の延伸化が図られる一方で、先行きの不透明度は確実に増してきています。

今も過去のビジネス・パーソンのストレスは、

・人間関係

・仕事の量

・仕事の質

の3つが上位項目です。

 

企業理念に共感を覚え、良き上司や同僚に囲まれ、適切なストレスで自分の担当している仕事が確実に自己成長を育てる仕事環境という実感を抱いていれば、ご本人のストレスはたまらないでしょう。

 

ですが、勤めている組織が組織であるゆえに、

与えられた「仕事を選べない」のが通常でしょう。多くのビジネス・パーソンが、

「こんなところでは一生働くのは、本当、いいんだろうか?」

「もう辞めたい!」

「辞表を出したい!」

等と思ってしまうことが一度のみならず、思うのではないでしょうか?

実は、私もそう思った一人でした。

この問いかけは、正直な自分自身への問いかけではないでしょうか?

とその瞬間に!

述べた子供たちのこと(教育費)や、住宅ローン、親の世話(介護)が脳裏に浮かび、

「叩き付けたい辞表を」出せない、と言うジレンマに陥ってしまう人もいらっしゃると思います。

 

ビジネス・パーソンであれば、一度のみならず、このような思いをされるのは、自然でもあります。

 

また企業寿命が短くなる半面、働く時間は延伸化しています。

 

加えて家庭でも、相手(妻または夫)に気を使い、子ども達の会話がうまくいかず、家庭内でのストレスがたまっている

かも知れません。

在宅ワークが増えて「主人在宅ストレス症候群」というケースもあります。

 

トリレンマ世代は、自分自身の老後、子どもの教育費、親の介護や病気に悩みを抱えている世代という訳です。

ここで親というのは、実父、実母、義父、義母の4人になりますネ。

 

私が親しくしている49歳の女性は、ご本人はカウンセラーのフリーランスで、旦那さんは会社員。夫の実家は静岡ですが、彼女はかいがいしい、やさしい性格の持ち主であるので、ご自身の両親(東京)と静岡に事あるごとに出向いていらっしゃいます。彼女にはお子さんはいらっしゃいません。

 

私自身を振り返ってみると、

2,3度転職しました(汗)

一度目は、某省関連の海外技術者の仕事を辞めた時でした。

私を除いて、優秀な方々が多い時代でした。

海外の研修者を京都に引率した時、大学院の同室だった尊敬している教授のゼミ生のバスツワーと偶然遭遇しました。

単なる偶然とは思えなくなり、それからアカデミズムへの郷愁が俄然として脳裏からずっと消えませんでした。

 

この思いから、約2年間でこの協会を去ることに決心しました。そして大学院に出戻った次第です。

 

私は、もともと、「人はなぜ働くのか?」という単純素朴な疑問を持ち続けていました。

その経由で学部時代の専攻を変えて、産業心理学を選び、「産業社会における人間の意識と行動」を大学院のテーマとしていました。

 

ところが教授の急逝により、大学への道は閉じられてしました。

 

2回目は、約8年間、勤めていたところからの転職です。

その時は40歳でした。

そう、今のトリレンマ世代とも言われる世代の時です。

その当時は、観光業界の人材開発の事務局長を務めていました。

絶えず脳裏に浮かんでいたことは、

「自分は観光業には特別に特化した興味はない。もっと一般業界で広く貢献したい」と言うジレンマでした。

 

40歳ともなると、これからの人生をどう生き抜いていくかに誰しも、一度足りとも言えず、考えあぐむものではないでしょうか?

 

するとその頃、「社内独立制度」という制度が開設さました。その第一号が私だったのです。

かくして当てもない、研修会社を立ち上げたのです。

専業主婦の妻と教育費の掛かる子供たちの2人を抱えながら‥‥。

 

それから約2年、悪戦苦闘の2年間でした。

 

むやみに転職や起業をお勧めできないのも事実です。

こうした現実に共感しながら親子間の相互理解が必要なのではないでしょうか。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

シニアこそオンラインを活用しよう!

こんにちは。高畑吉宏です。

 

年末を迎え、パタパタしており、更新が遅れました。

本日は、近況を振り返りたいと思います。

 

コロナ禍で在宅勤務が普通の日常となり、わが社のクライアントさんと個人のことを含めて、従来のスカイプやZOOMに加えて、チャットワークへの対応を余儀なくされ、そのための対応に多くの時間を当てていました。

 周辺の環境整備もあり、PayPayの口座を開設したり、Workplaceを導入したりして、慣れるまでまだまだ時間が掛かりそうです。

 

そして無事にメロウ倶楽部にデビューしました。

 

ご存じの方も多いかも知れませんが、メロウ倶楽部は若宮文子さんのお部屋もあります。

若宮文子さんのご経歴は、

60歳でパソコンを始めて、75歳でピアノを始め、80歳でプログラミングを始められています。

また、アップル社から、エクセルアーツの開発でアップル社のCEOから招聘されていらっしゃいます。

また、わが国の「人生100年構想会議」の委員になっていらっしゃいます。

 

この「メロウ倶楽部」を訪れて、びっくりしたのは、小学生の女の子が、エストニアに会社を設立していることを知った時です。

エストアニアについては、別途の記事で紹介したいと思っていたのですが、デジタル化が最も進んでいる小国です。

 

エストニアは、ロシアとラトビアに接するヨーロッパの一国。リトアニアラトビアバルト三国と呼ばれている。人口は約130万人で、日本でいう青森県と同じ程度の人口の国。面積は九州と同じくらいで、人口や面積は大きくない小国でありながら、電子政府が世界中から注目されています。

 

この少女は、クラウドファンディングで資金を集めて、現地に赴いたそうです。

 

もちろん、この少女が、一人でこれらのことをやりとげたわけではなく、大人たちの支援があった背景があるようで、若宮文子さんのことを「東京のおばあちゃん」と呼んでいました。若宮さんは「○○のお孫さん」と言っていました。

 

時代の変化をつくづく感じ入りました。

 

ここで「メロウ倶楽部」の紹介をさせて頂くと、入会に当たっては、大変親切にご案内してくれます。

設立趣旨は、きちんと把握しておりませんが、アクティブ・シニアの会員サイトと言えるでしょう。

興味のある方は、ぜひ検索してみてください。

 

コロナ禍にあって、オンラインでのやり取り、交流が欠かせなくなってきていると思います。

 

オンラインでの交流が、孤独社会や無縁社会とも言える今の状況を超える有力な手段と化しているのではないでしょうか?

 

その立場から言えば、私たちシニア世代にとって、オンラインでの基盤づくりから始めてみてはいかがでしょうか?

 

慣れてくると、リアルタイムで参加でき、実際に目的地に出かけ、そのための準備と移動時間の節約もでき、コロナ感染の恐れもありません

 

ただ、運動不足だけには注意してくださいネ。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

 


 

 

 

 

 

昭和の時代から人生100年時代へ

こんにちは。高畑吉宏です。

 

本日は、いったん、趣向を変えて過去を振り返り、これからの人生100年時代を見据えてみたいと思います。

 

今、80歳や70歳の方は第二次世界大戦、日本国の敗戦、共産主義の崩壊、白黒テレビの普及、冷蔵庫・洗濯機・掃除機の家電、やがてレンジ、新幹線の開通、水洗トイレ器の普及、マイカーの普及、ドイツの東西の統一等を体験した方々です。

 

日本の貧しさの日々を暮した生活体験した最後の世代です。

 

これらの家電の普及は、家庭主婦の仕事を大幅に省力化することが出来ました。

また、大都市と地方の地域格差や情報の格差もありました。

 

私も、貧しい時代を生きてきた一人です。と同時に徐々に

豊かさを経験した人間です。

新聞のテレビの番組欄に、カラー放送の際には「カラー」とう囲みもあった時代です。

 

東京での学生生活でも、旧式のトイレのままで、バキュームカーが糞便を処理してくれていた時代です。

やがて、ある市では幼稚園がしゃがまなければならいので、入園前に自宅で訓練し、入園に備えたという事が取り上げられてもいました。

 

と同時に、食卓では和式の食卓を囲んで座って食事を取るため、きちんと正座をしたものです。

 

今は洋式の机と椅子のテーブルに洋式化されたため、日常生活の中で「立ったり、座ったり、しゃがんだり」する動作が激減しています。

 

一番大きな変化の一つは、何といっても車社会の普及ですね。

自動車は、住環境と職場を繋げる大切なツールとなり、地方都市や郡部、そして大都市周辺部では日常生活に欠かせないものとなっています。

 

ですが、昨今、高齢者による交通事故も増え、社会問題化しています。

心配なことは、高齢者の多い郡部の集落です。

運転ができない年齢になると、日常生活の不便さは計り知れません。

限界集落化に拍車がかかることになり兼ね得ません。

 

ここでシニア世代の過去を振り返ったのは、70~80年間にも、これだけ多くの変化があったというまぎれもない事実です。

 

その変化に大きな変化と感じなかったのは、わが国の経済発展とあいまって、これらの変化に対応していくことは、豊かさの快体験でもあったためでしょう。

よって、これだけの変化があっても、ごく自然に受け入れたのかも知れません。

 ここ70~80年間にもこれだけの変化があったのですから

今後、どのような変化が起こるのか、誰しも分からないのかも知れません。

 

だが言えることは、これからの変化の速度が加速化されていることです。

それがIT化、AI化等の特徴でしょう。

それに振り回されることないよう、対応力を身に付けることではないかと思います。

なぜなら、人生100年時代の社会基盤造りと企業の人事雇用施策は着々とスタートを切っているからです。

 

私たちシニア世代を含め、これからの人たちは、長寿社会を生きていくことになります。

リンダ・グラックトン氏の『ライフ・シフト』によれば、

「今20歳の人は100歳以上、40歳の人は95歳以上、60歳の人は90歳以上生きる確率が半分以上ある」

「2007年に日本に生まれた子どもの50%は107歳まで生きる」と述べています。

 

この背景的裏付けは後日に譲るとして、インターネットの高度化やSNSの普及、デジタルネイブ世代の台頭、政府のデジタル庁の設置。

さらには先に述べた企業の対応等。

 

今まさに刻々と人生100年時代の社会基盤造りがスタートを切っています。

 

ともあれ、長寿化していく時代に自助・共助・公助の中で

自助・共助を大切にしながら、まずは自助、すなわち、企業におんぶに抱っこしたりしないで、各人各々の自立した豊かな老活(ライフデザインの構築)、幸せライフを構築をしていこうではありませんか。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。